リート/不動産金融 脱炭素目指し、金融市場の指針を取りまとめへ~金融庁が第6回有識者会議を開催 金融庁は4月22日、第6回サステナブルファイナンス有識者会議を開催し、これまで議論された内容について論点整理を行った。6月中には報告書として取りまとめる考えだ。 有識者会議は、全国銀行協会や経団連、保険業界、学識者が参加。幅広くESGの課題をカバーするフレームで議論を行いつつ、当面の最重要課題は、2050年カーボンニュ... 2021年5月28日
リート/不動産金融 不動産テックの光と影―無自覚の“AI効果”に留意せよ(上) 不動産業界にもスマホでの動画配信、VR(バーチャル・リアリティ)、電子取引、AI(人工知能)査定などデジタル技術が本格導入され始めた。これら不動産テックは業務の効率化、システム化による人材省力化などを促進し一連の取引をスピードアップ。更に将来的には各プロセスが専門化され分業化が促進される可能性もある。一方で、住宅購入のプ... 2021年5月27日
リート/不動産金融 私募ファンド市場は22.5兆円に拡大~三井住友トラスト基礎研の調査から~ 三井住友トラスト基礎研究所がまとめた調査によると、2020年12月末時点の不動産私募ファンド市場規模(運用資産額ベース)は推計22.5兆円だった。前回調査の2020年6月末時点と比べ約1.4兆円増加し、前回調査に続き過去最高額を更新した。市場規模の増加ペースも前回と比べてやや加速しており、新型コロナウイルス感染症拡大の... 2021年5月26日
リート/不動産金融 中国リート市場に高まる期待―公募リート始動で新たな投資機会創出(下) 中国リート市場に高まる期待―公募リート始動で新たな投資機会創出(上)より続く 中国のリート市場に目が注がれている。約12兆元(約188兆円)ともいわれる潜在的なリート市場規模を有する中国において、現在の私募ベースである「類リート」に加えて、公募リート市場が正式にスタートしたことで、新たな投資機会が生まれようとしている。コ... 2021年5月18日
リート/不動産金融 富裕層がけん引する住宅市場―株高に支えられ反転リスクも潜在(下) 富裕層がけん引する住宅市場―株高に支えられ反転リスクも潜在(上)より続く 住宅・不動産大手はアッパー層焦点の事業戦略株価連動性高く忍び寄るリスクの点検も必要 東京都心など大都市部では高額物件が相次ぎ売れていき、郊外など地方では格安住宅に飛びつく消費者の取り込み合戦という日本列島のゆがみを住宅・不動産各社が際立たせている... 2021年5月13日
リート/不動産金融 中国リート市場に高まる期待―公募リート始動で新たな投資機会創出(上) 中国のリート市場に目が注がれている。約12兆元(約188兆円)ともいわれる潜在的なリート市場規模を有する中国において、現在の私募ベースである「類リート」に加えて、公募リート市場が正式にスタートしたことで、新たな投資機会が生まれようとしている。コロナ禍で動き出す市場の足元と今後の可能性などを見る。 中国本土における公募リー... 2021年5月11日
リート/不動産金融 富裕層がけん引する住宅市場―株高に支えられ反転リスクも潜在(上) 新型コロナウイルスの影響が業種・業界で鮮明に現れた。巣ごもり需要で家庭向けゲーム機器を販売する会社、物流会社、スーパーなど小売りが好調な半面、営業短縮や外国人客の消滅により百貨店や飲食・サービス系、ホテル・旅館の観光系、航空各社などに対する打撃は大きい。そうした中で分譲住宅市場は新築・中古とも堅調に推移している。だが、そ... 2021年5月10日
オフィス/ホテル/商業 アジア太平洋の小売店賃料、首位は香港―C&W、コロナ禍で過半地点の賃料下落 クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(C&W)はアジア太平洋(APAC)主要都市の目抜き通りにおける路面店賃料の集計結果を公表した。実績値は20年第4四半期時点。首位は香港・尖沙咀(坪当たり月額50万円)で、2位東京・銀座(38万円)、3位シドニー・ピットストリートモール(30・3万円)と上位3位は前年と同じ顔触れ... 2021年5月7日
リート/不動産金融 機関投資家は不動産投資意欲が過去5年で最多~三井住友トラスト基礎研の調査結果から~ 三井住友トラスト基礎研究所は、「不動産投資に関する調査 2020年」と題した調査結果をまとめた。今回は定例の質問項目に加えて、新型コロナウイルス感染症拡大により投資方針がどう変化しているかを各投資家層に質問した。感染症拡大前と比較して「変化があった」と回答した割合は、不動産投資において年金基金が26%、機関投資家が38... 2021年4月28日