オフィス/ホテル/商業 札幌が20年代に市街地の都市機能を更新―新たなオフィスは道外企業誘致の好機に 札幌市中心部の南北の起点となる大通公園から半径1kmほど、すすきの駅から札幌駅の周辺で再開発計画が続々と進行している。札幌市は1970年代に札幌オリンピックなどを契機として整備された都市インフラが更新期を迎えており、2030年度の新幹線の札幌延伸を見据えた新しいまちづくりで、ビジネス・観光の両面から経済を活性化していく... 2021年12月23日
特集/コラム 新時代の管理運営を探る53 20年近く前に 地球温暖化対策に取り組んだ マンションデベロッパーの康和地所(上) 飯田太郎(マンション管理士/TALO都市企画代表) 世界各地で頻発する洪水や熱波、森林火災等々。地球温暖化に伴う気候変動は「待ったなしの危機的な状況」にある―。11月12日から15日までイギリスのグラスゴーで開催されたCOP26(国連気候変動枠組条約第26回締約国会議)を前に、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)は、温暖化対策の加速を強く求める文書を発表した。日本政府... 2021年12月22日
インタビュー トップインタビュー・マンション管理の未来 54マンション計画修繕施工協会(MKS)会長 坂倉徹氏(下) トップインタビュー・マンション管理の未来 54マンション計画修繕施工協会(MKS)会長 坂倉徹氏(上)より続く 「住生活月間」で国土交通大臣表彰 ―IT化やDX(デジタルトランスフォーメーション)を活用した業務の効率化や働き方の見直しについて。 坂倉氏 当協会は「働き方改革検討会」を今年3月から発足し、すでに5回の検討を... 2021年12月10日
インタビュー トップインタビュー・マンション管理の未来54 マンション計画修繕施工協会(MKS)会長 坂倉徹氏(上) 超高齢化社会を迎えた中で増え続けるマンションストック。建物と入居者の高齢化、さらに管理員の高齢化という「三つの老い」が進み、修繕・改修工事等も含むマンション管理業務の重要性がますます高まっている。このコーナーではトップインタビューを通じてマンション管理の未来を追う。今回は、マンション修繕工事を担う企業で構成するマンション... 2021年12月9日
オフィス/ホテル/商業 ESGを踏まえたPM・FMへの新しい意味付け(下) 大和不動産鑑定シニアアドバイザー 明治大学ビジネススクール兼任講師 村木信爾 ESGを踏まえたPM・FMへの新しい意味付け(上)より続く 個別不動産へのガバナンスにおけるPM・FMの意義 (1)BMにおける品質とコストのバランス清掃、警備、設備管理、衛生管理などBM業務において、ある対象になすべき品質(回数、出来栄え等)に対して適切なコストがある。「安かろう、悪かろう」でも、「やりすぎ」でもダメで... 2021年11月29日
オフィス/ホテル/商業 ESGを踏まえたPM・FMへの新しい意味付け(上) 大和不動産鑑定シニアアドバイザー 明治大学ビジネススクール兼任講師 村木信爾 現在、企業活動に関わらず社会活動全般においてESGへの配慮が強く求められている。 不動産関連サービス、特にプロパティマネジメント(PM)やファシリティマネジメント(FM)も例外ではなく、ESGという光が当たって、新しい意味が付与され、重要性が増してきている。以下、PM(広義)は、「アセットマネージャー(AM)から依頼を... 2021年11月26日
マンション タワマン管理で何を目指すべきか(下)大阪経済法科大学経済学部教授 米山秀隆 タワマン管理で何を目指すべきか(上)大阪経済法科大学経済学部教授 米山秀隆 より続く 中古市場での競争力を保てるか 今のところタワマン人気は衰えず、その資産価値も上昇こそすれ、崩れるような動きは見られていない。一般のマンションが終末期の問題に目をつぶっていたように、タワマンも終末期の問題はまだ遠い将来のことと目をつ... 2021年11月25日
特集/コラム タワマン管理で何を目指すべきか(上)大阪経済法科大学経済学部教授 米山秀隆 タワマンの不都合な真実 タワーマンション供給が引き続き増加している。不動産経済研究所によると、タワーマンション(超高層マンション)の供給戸数は、2020年にはやや減少したものの、2021年には再び増加に転じ約1.5万戸に達した。その後も増加が続き、2023年には2009年以来2万戸を突破する見通しである。近年は地方都市... 2021年11月22日
特集/コラム 岸田新政権の経済政策(下)・大正大学教授 小峰隆夫 岸田新政権の経済政策(上)・大正大学教授 小峰隆夫 より続く 給付金の一律支給は有効か 言うまでもなく、コロナ危機を円滑に乗り切っていくことも重要だ。その場合、従来型の経済政策では、コロナ危機という特殊な状況下での問題に対応できないことが分かってきている。その意味で、これまでの失敗を繰り返さないようにすることが必要だ。... 2021年11月19日
特集/コラム 岸田新政権の経済政策(上)・大正大学教授 小峰隆夫 岸田新政権が発足した。岸田新首相は、所信表明などにおいて経済政策の新しい方向を示している。具体策はこれから決まっていくことになるが、現段階で若干の考察を試みたい。まず感じるのは、スローガン的な説明が多く、具体的な内容が不明であることだ。岸田首相は、自民党総裁選挙以降「新しい資本主義」「令和版所得倍増」「分配なくして成長... 2021年11月17日
特集/コラム 脱炭素に向け省エネ・創エネ推進を国が急加速(下)(有)studio harappa 代表 村島正彦 脱炭素に向け省エネ・創エネ推進を国が急加速(上)(有)studio harappa 代表 村島正彦 より続く 検討会がまとめた「目指すべき姿」 「取りまとめ」によると、2030年の目指すべき姿は「新築される住宅・建築物についてZEH・ZEB基準の水準の省エネ性能が確保され、新築戸建て住宅の6割に太陽光発電設備が導入されて... 2021年11月11日
特集/コラム 脱炭素に向け省エネ・創エネ推進を国が急加速(上)(有)studio harappa 代表 村島正彦 政府は、温室効果ガス削減目標について、2030年までに「13年比46%減」とする方針を掲げた。2050年までに温室効果ガス排出ゼロの脱炭素社会に向けて、住宅業界においても環境配慮型の住まいが望まれている。省エネ性能の高い住宅をつくる住宅建築業界の責務が大きいことは言うまでもない。また、流通の過程では不動産業界が住宅消費... 2021年11月10日