オフィス/ホテル/商業 銀座の中銀カプセルが解体工事着工、3Dデータでデジタルアーカイブ化 07年に亡くなった建築家・黒川紀章さんのメタボリズム建築の傑作として知られる集合住宅「中銀カプセルタワービル」(東京・銀座)が12日、解体工事に着工した。解体される同ビルについて、建築物のデジタル化を進めるベンチャー企業が3次元スキャンで記録に残す「3Dデジタルアーカイブプロジェクト」を始めた。 同建物は建物や都市の... 2022年4月12日
戸建/仲介/賃貸管理 義務化に潜む相続登記の心配事 司法書士 石田光曠 登記手続相談の増加 2021年春、所有者不明土地問題対策の一環として不動産登記法が改正され、2024年度から相続開始後3年以内に相続登記の申請をしなければ、過料の対象となることが決まった。そのことを受けてか、近時の自治体や司法書士会主催の無料相談会で、登記申請に関する相談が増えている。良い意味での義務化によるPR効果であ... 2022年4月6日
特集/コラム 2022入社式・社長訓示【ハウスメーカー編】 積水ハウス 大和ハウス工業 積水化学工業 住友林業 旭化成ホームズ パナソニックホームズ 三井ホーム トヨタホーム ミサワホーム ポラスグループ 変化する時代に挑戦し、持続的な成長を ―創業理念を踏襲しつつ企業価値を上乗せ (提供 日刊不動産経済通信) ◇仲井嘉浩・積水ハウス社長 グローバルビジョン“「わが家」を世界一幸せな場所にする”を掲げ、幸せを提供する。サブビジョンでハード・ソフト・サービスを融合する。ハードは断熱性能や耐震性、ソフトは生活提案、サービス... 2022年4月6日
特集/コラム 2022入社式・社長訓示 三井不動産 三菱地所 住友不動産 東京建物 野村不動産ホールディングス 森ビル 森トラスト 大京 長谷工コーポレーション 新たな価値の創造へ果敢にチャレンジを 見えない未来を見据え創造する力必要 不動産・住宅各社は1日、22年度の入社式を行った。長引く新型コロナウイルス感染症の影響やウクライナ情勢で経済・社会環境が大きく変化する中、新たな仲間に加わった新入社員。各社のトップは従来のやり方に固執せず、新たな事柄に果敢にチャレンジし、一日も早... 2022年4月5日
インタビュー 【近畿圏マンション】供給大幅増加 コロナ前の水準に回復 2022年は引き続き価格高騰のあおりで外周部が活発化 不動産経済研究所 大阪事務所所長 笹原雪恵 前年比24.7%増の1万8951戸 コロナ前の水準に回復 2021年の近畿圏新築マンションの発売は1万8951戸、前年の1万5195戸に比べて3756戸(24.7%)増加した。上半期8373戸、下半期1万578戸であった。初月契約率は69.8%、前年(71.7%)比では1.9ポイント(P)ダウンし、好不調を分ける70%ラ... 2022年3月25日
インタビュー レジとホテルの複合運用で成長目指す 東京に軸足、コロナ禍の苦境で知見蓄積 トップインタビュー・橋野宜恭リアテクノロジーズ社長 (提供 日刊不動産経済通信) ―コロナ禍が続く。事業の現況を伺う。 橋野氏 ホテルとレジデンスの複合形態である「レジホ」を東京と京都、大阪で合計15棟380室、運用している。当社の中心顧客である20、30歳代の若い層はコロナ禍を必要以上に恐れない傾向があり、最近は予約のキャンセルが増えにくくなってきた。この2年で訪日... 2022年3月4日
マンション 首都圏マンション 需給ともに好調 価格は最高値更新 2022年は3.4万戸 再開発タワーが市場をけん引 不動産経済研究所 企画調査部 主任研究員 松田忠司 供給3万戸台に回復、販売も好調価格は最高値を更新 2021年は需給ともに好調が続いた1年だった。発売戸数は3万3636戸と、前年の2万7228戸から23.5%増加して2年ぶりに3万戸台に回復、コロナ禍前である2019年の発売戸数(3万1238戸)も上回った。また初月契約率の平均は73.3%と前年比7.3ポイントのアップ... 2022年3月3日
インタビュー シリーズ;コロナ禍の人口移動、首都圏への流入続く③ 中古戸建て成約数が過去最高 LIFULL HOME'S 総研 中山登志朗・副所長 チーフアナリスト &LIFULL HOME'S 住まいの窓口 高瀬一輝 総務省の21年住民基本台帳人口移動報告によると、都道府県別で転入超過となった都道府県は東京都など10都府県だった。ただし東京都は転入超過数が最も縮小(2万5692人)し、23区に限っては5000人以上が転出した。不動産情報サイト各社の調査でも「人気の街」に郊外の駅がランキングされることは珍しいことでもなくなっている。一方... 2022年3月2日
特集/コラム 原油高ショックの不都合な真実 第一生命経済研究所 経済調査部 首席エコノミスト 永濱利廣 輸送費用などすべてのコストを含めて円換算した原油価格が、過去最高値圏に張り付いている。 国内のエネルギー価格を測る上で重要な原油の「入着価格」が、上昇を続けているのだ。原油の入着価格とは、ドル建ての原油価格に為替や運賃、保険料を加味して1キロリットル当たりの円建て価格を算出したものである。 高値圏にある背景には、原油価... 2022年2月25日