特集/コラム “コロナバブル”の正体―株高と住宅・不動産市場の行方(下) “コロナバブル”の正体―株高と住宅・不動産市場の行方(上)より続く コロナ禍でも堅調な住宅とオフィス市場来年以降の取得支援策と床需給にリスク 30年半ぶりに3万円の大台に乗るなど、日本の株高も実体経済とかけ離れたものであることは間違いない。ただ、日本の住宅市場もコロナ禍にしては堅調だ。在宅時間が増え、より快適な住まいへ... 2021年4月12日
インタビュー トップインタビュー・野村不動産ソリューションズ・前田研一社長 リテールと法人統合し両事業の強みを融合 野村不動産アーバンネットは4月1日付で、社名を「野村不動産ソリューションズ」に変更した。同社が担っているリテール事業と野村不動産が手掛けていた法人仲介事業を同社に統合し、1社体制で展開していく。前田研一社長に狙いや今後の組織体制などを聞いた。 ―新たな社名について。 前田氏 社内公募で集まった約300の提案の... 2021年4月8日
特集/コラム 特集 コロナ禍の地価 リゾート・別荘地 移住・多拠点ニーズで別荘地の人気沸騰 ―軽井沢は反響3倍、「一強」の様相も コロナ禍でリゾート・別荘地の不動産ニーズも様変わりした。テレワークの導入や密を避ける狙いから、高級別荘地として名高い長野県軽井沢町には、主に首都圏からの移住や多拠点居住の希望者から熱い視線が送られている。沖縄県のリゾート地は観光需要の消滅で大きな... 2021年4月8日
インタビュー トップインタビュー;マンション管理の未来 第46回 穴吹ハウジングサービス社長 新宮 章弘氏② トップインタビューマンション管理の未来 第46回 穴吹ハウジングサービス社長 新宮 章弘氏①に続く 超高齢社会を迎えた中で増え続けるマンションストック。建物の老朽化と入居者の高齢化という「二つの老い」が進み、修繕・改修工事等も含むマンション管理の重要性がますます高まっている。このコーナーではトップインタビューを通じてマン... 2021年4月7日
特集/コラム “コロナバブル”の正体―株高と住宅・不動産市場の行方(上) コロナ禍なのに世界的株高が続いている。背景には財政支出による金余りがあるが、なぜ経済対策として支出されたお金が余るのか。一方、アメリカ、中国では余ったお金が住宅市場にも流れ込み、両国に進出している日本の住宅企業はそれなりに潤っているという。国内の住宅市場もこれまでのところ、コロナ禍の割には堅調だが、今後はどうなるのか。“... 2021年4月7日
インタビュー トップインタビュー・檜木田三井デザインテック社長 オフィスの進化とクロスオーバーを牽引 ―コロナ後はホテル市場の活性化見込む ―今後のオフィス市場はどうなる。 檜木田氏 働き方改革や生産性の向上に資するオフィスのあり方を模索している最中に今回のコロナ禍を経験し、多くの経営者がオフィスの価値を改めて確認した。 ―見直されたオフィスの価値とは。 檜木田氏 主にコミュニケーション拠点としての価値だ。オフィスを舞台に会社と従業員の良い関... 2021年4月6日
特集/コラム 意見と事実と解釈、ECFとEBPM・EBMー麗澤大学客員准教授 宗健 意見と事実と解釈 新型コロナウィルスは世界に未曾有の被害を及ぼす緊急事態であり経済を犠牲にしてでも押さえ込まなければならない。そして自分自身の感染のみならず大切な家族を失わないためにも、外出の自粛や新しい行動様式に適応するよう努力すべきだろう。 一方、本稿の執筆時点で一都三県の緊急事態宣言は未だ解除されていないが、厚生... 2021年4月2日
戸建/仲介/賃貸管理 特集; コロナ禍の地価ー郊外住宅地 在宅勤務や三密回避で住宅の商圏拡大 ―地方市場は微風、仕入れ難化など課題も コロナ禍で大都市圏郊外の住宅市場が活気を帯びてきた。テレワークの普及や巣ごもり志向の影響で、都心から離れても広くて値頃感のある住宅を望む消費者が増加。戸建て住宅やマンションの商圏が緩やかに広がり、そのことが21年地価公示の動向にも表れた。た... 2021年4月1日
インタビュー トップインタビュー;マンション管理の未来 第46回 穴吹ハウジングサービス社長 新宮 章弘氏① 超高齢社会を迎えた中で増え続けるマンションストック。建物の老朽化と入居者の高齢化という「二つの老い」が進み、修繕・改修工事等も含むマンション管理の重要性がますます高まっている。このコーナーではトップインタビューを通じてマンション管理の未来を追う。今回は、M&Aを積極的に進める穴吹ハウジングサービスの新宮章弘社長に... 2021年4月1日
特集/コラム 新時代の管理運営を探る㊹東日本大震災から10年、必要なマンションの災害対策の強化②ー飯田太郎(マンション管理士/TALO都市企画代表) 災害対策を管理組合の中心的業務に 東日本大震災を契機にマンションの災害対策は、公・民ともに進んでいる。しかし、マンション総合調査の結果をみても体系的な取り組みは遅れている。永住志向が高くなり、高齢者等の災害弱者も増えるなかで、マンションの災害対応力はまだ十分とはいえない。 現在、行政による住宅の災害対策は、木造の低層住... 2021年3月31日
オフィス/ホテル/商業 特集 コロナ禍の地価 繁華街(下)底堅い富裕層需要、良物件に値崩れなし ―ホテルが復調、観光産業に再浮上の兆し 多くの訪日客が押し寄せていた分、人出や地価の反動減も大きいのが心斎橋や道頓堀など大阪市の中心繁華街だ。道頓堀1丁目では地価が前年実績を28・0%も下回る場所があった。大阪では、昨年11月から1月末にかけて発生したとされるコロナ感染の第三波が地域経済に深刻な傷を残した。このため1月1日時点の集計値である今回の公示地価にはコ... 2021年3月30日
特集/コラム 特集 コロナ禍の地価 繁華街(上)主要都市の繁華街、人出の急減で低迷 ―需要の変化で曲がり角、優勝劣敗進む コロナ禍で主要都市の繁華街が転換期を迎えている。消費を牽引していた訪日観光客が途絶えた上、外出自粛やテレワーク拡大の影響で人出が急減。景気の先行き不安から消費支出が細り、行政の時短営業要請も相まって飲食や小売りなどの店舗運営が行き詰まっている。従来疲弊していた百貨店などの閉業も早まり、市街地で空洞化が進む。終わりが見えな... 2021年3月29日