特集/コラム 住宅情報提供サイトに光熱費の表示を (有)studio harappa 代表 村島正彦(上) 政府は、温室効果ガス削減目標について、2030年までに「13年比46%減」とする方針を掲げた。2050年までに温室効果ガス排出ゼロの脱炭素社会に向けて、住宅業界においても環境配慮型の住まいが求められる。海外企業のテナントビルや投資用物件でSDGs(持続可能な開発目標)、ESG(環境・社会・企業統治)投資に関心が向いている... 2021年6月8日
特集/コラム 観光業に求められる変化への対応 株式会社やまとごころ 代表取締役 村山慶輔(下) 観光業に求められる変化への対応 株式会社やまとごころ 代表取締役 村山慶輔(上)より続く 次に「徹底的に守る」ということも重要だ。ある飲食店では、コロナ禍でも生き残るためにあらゆるコスト構造の見直しをはかり、売上が前年比の半分でも黒字化を達成している。キッチンペーパーの使い方から現場スタッフの導線の見直しとそれに伴う体... 2021年6月4日
特集/コラム 定期借地権の利用を考える 横浜市立大学大学院都市社会文化研究科教授・齊藤広子(下) 定期借地権の利用を考える 横浜市立大学大学院都市社会文化研究科教授・齊藤広子(上)より続く 建替え困難から解放されたマンションの実現 マンションでの利用も広がっている。公共用地や社有地の有効利用等として、区分所有型マンションが定期借地権を利用し建設され分譲されている。マンションの建替えの困難さはすでに社会的に共有されて... 2021年6月1日
特集/コラム 観光業に求められる変化への対応 株式会社やまとごころ 代表取締役 村山慶輔(上) 観光業は正念場にある。目下の資金繰りや収益確保だけではなく、中長期的に見ても日本の観光業は厳しい局面に入っていると言えよう。というのも、3度目の緊急事態宣言が発令され、ワクチン接種が遅々として進まないなか、変異株ウイルスが広がりを見せている日本とは裏腹に、世界の一部の国では観光が再開しているからだ。いわゆる“マイクロツー... 2021年5月28日
特集/コラム 定期借地権の利用を考える 横浜市立大学大学院都市社会文化研究科教授・齊藤広子(上) 「地価が下がっているので定期借地権を利用する必要はない」と言う人がいるが果たしてそうか。私は、安価に安心で魅力的なすまいやまちをつくるツールだと考える。しかし、気をつけるべきこともある。どんな可能性があり、何に気をつけるべきかを考えていきたい。 魅力的なコモンスペースのある戸建て住宅地を実現 「どこまでがわが家の敷地で... 2021年5月27日
特集/コラム <バリューアップ>駅からまちへ波及する交流 空家2店舗を商業施設にリノベ(下) <バリューアップ>駅からまちへ波及する交流 空家2店舗を商業施設にリノベ(上)より続く コンパクトな空間に多用途エリアまちに関わる人が混ざり合う機会を 「西日暮里」は小さな建物だが、その外観は上部が赤と黄色、1階部分は白のストライプで塗られ目を惹くデザイン。赤と黄色の部分は以前の仕様を残し、1階を縞々にした... 2021年5月12日
特集/コラム 経済回復とともに不動産市場も正常化―不透明感続くオフィス市場の動向に注視を― 大竹グローバルキャピタルLLC 代表取締役 大竹正史 ニューヨーク州は4月1日に、コロナワクチン接種対象者の年齢を16才以上に引き下げ、5月1日までに全成人をワクチン接種対象とするというバイデン大統領の目標を上回った。7月4日(独立記念日)までにワクチン接種を完了して「正常化」の道筋を確実にしたい、という大統領の掛け声に応じて国全体が動いている。 感染者数減少とワクチン接... 2021年5月7日
特集/コラム 魔女の飛び立ちそうな丘に児童文学館が誕生(下)作家・五感生活研究所 代表 山下柚実 魔女の飛び立ちそうな丘に児童文学館が誕生(上)より続く 令和5年東京都江戸川区に開館予定の(仮称)江戸川区角野栄子児童文学館。内装も角野氏のテーマカラーの「いちご色」を軸に白を対比させて、ファンタジックな世界をつくり出す。日本の家屋は「庭屋一如」、つまり庭と建物が調和し一体となった状態を理想としてきたが、その思想を現代に... 2021年4月27日
特集/コラム 歴史都市とパンデミック 大阪府立大学研究推進機構特別教授、大阪府立大学観光産業戦略研究所長・橋爪紳也 災厄を祓う 新型コロナウィルスが、世界中の人々の活動を閉塞させた。日本を代表する歴史文化都市であり、国際観光都市として知られる京都も例外ではない。内外からの訪問が途絶え、名所や観光地から人々の姿が消えた。ようやく感染症対策に最大限に心を配りながら、国内の旅行者を受け入れつつある日々が継続している。 新型コロナウイルスの... 2021年4月26日
特集/コラム 魔女の飛び立ちそうな丘に児童文学館が誕生(上)作家・五感生活研究所 代表 山下柚実 「コンクリートの塊を作る時代は終焉した」と語る建築家・隈研吾氏は、各土地の素材を使い生活文化や環境等の諸条件を受け入れていく「負ける建築」を提唱してきた。その隈氏が「全体は大きいが、僕らの目の前にあるのは、小さな点や線である」(『点・線・面』 岩波書店)と語るのは自らが設計した東京五輪のメイン会場・新国立競技場だ。 ... 2021年4月23日
マンション 新時代の管理運営を探る㊺多摩ニュータウン入居開始から50年 公と民の連携で進む、次の50年に向けたまちづくり(下)ー飯田太郎(マンション管理士/TALO都市企画代表) 3月26日、多摩ニュータウン(以下、多摩NT)に、最初の住民が入居してから50年になった。総面積約2,884ヘクタール、多摩、八王子、町田、稲城の4市にまたがる、山手線内側の半分に近い広さの丘陵地帯を開発したのは、420万戸といわれた戦後の住宅不足と、1950年代・60年代に計600万人超が首都圏に流入したことに対処する... 2021年4月19日
マンション 新時代の管理運営を探る㊺ 多摩ニュータウン入居開始から50年 公と民の連携で進む、次の50年に向けたまちづくり(上)ー飯田太郎(マンション管理士/TALO都市企画代表) 3月26日、多摩ニュータウン(以下、多摩NT)に、最初の住民が入居してから50年になった。総面積約2,884ヘクタール、多摩、八王子、町田、稲城の4市にまたがる、山手線内側の半分に近い広さの丘陵地帯を開発したのは、420万戸といわれた戦後の住宅不足と、1950年代・60年代に計600万人超が首都圏に流入したことに対処する... 2021年4月16日