戸建/仲介/賃貸管理 所有者不明土地法の改正、方向性固まる─国交省、再エネ発電設備での活用も対象 国土交通省は、22年通常国会に提出予定の所有者不明土地特別措置法改正案の方向性を固めた。地域福利増進事業の対象を拡充し、事業期間を現行の10年から20年に延長する。また、法務局の登記官が土地の法定相続人を探索できるようにする制度を、民間事業者からの要望に対応するよう運用面を見直す。 21年12月22日開催の国土審議会土... 2022年1月5日
特集/コラム 相続登記の義務化法案成立に寄せて(上) 司法書士総合研究所主任研究員・石田光曠 法案成立 所有者不明土地問題の解消を目的とした民法・不動産登記法改正に伴う相続登記の義務化等法案が国会で承認された。令和3年4月28日のことである。それから1カ月ほど経ったころ、筆者は、ある男性から法律相談を受けた。5日前に父親が死亡したが相続人全員で相続放棄したいとのこと。放棄の目的を聞くと、父名義の実家を相続したく... 2021年9月28日