(提供:日刊不動産経済通信)近畿大学は、大阪府東大阪市でベンチャー企業を生む拠点を目指したインキュベーション施設「KINCUBA Basecamp(キンキュバ ベースキャンプ)」を20日に開設した。学生は24時間利用可能で、東大阪キャンパスの西門前に位置しており、起業のきっかけ作りの場として利用を促進し、25年までに100社の大学発のベンチャー企業創出を目指す。企画、設計・施工はリノベる。
 同施設(東大阪市小若江3-6-9)は、近鉄大阪線・長瀬駅から徒歩約10分の立地。S造2階建て、延床面積302・2㎡。竣工は8月。全席可動式の机と椅子を配置したオープンスペースで、多様な利用ができるコワーキングスペースとした。着席で50名程度が可能なイベントスペースも設けて、新たな交流の創出を図る。近畿大は、起業マインドの醸成から法人設立、事業展開まで行うベンチャー企業支援プログラム「KINCUBA(キンキュバ)」に取り組む。リノベるは、キンキュバの構想から、起業の可能性を高める要素を抽出し、施設に取り入れた計画を推進した。

コメントをどうぞ
最新情報はTwitterにて!

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめ記事