(提供:日刊不動産経済通信)三井不動産レジデンシャルら10社は、東京・中央区の大規模マンション「晴海フラッグ」(総分譲戸数4145戸)の目玉となる50階建てツインタワー「スカイデュオ」(合計1455戸)のモデルルームを8日に開き、予約制の事前案内会を始める。1月10日以降の登録件数が1万500件、来場予約が2800件を超えるなど反響が大きく、それらの約9割は首都圏在住者だという。間取りは1LDK~3LDKで販売価格は4800万~3億4900万円台。6月下旬に1期販売を始め、7月上旬に抽選会を行う。
同社の開発担当者が6日に現地で会見した。2棟のプランは1LDKが40㎡台、2LDKが50~60㎡台、3LDKが70㎡台を中心とし、49、50階のプレミアム住戸は80~160㎡台。販売価格は、南向きの3LDK(78㎡台、35階)が1億1400万円台、北向きの1LDK(49㎡台、20階)が5600万円台など。1期の販売戸数や平均坪単価は現時点で未定。不動産経済研究所が提供するマンションデータシステム「ブレイン」によると、計画地での新築分譲マンションの販売推計坪単価は371万円。
モデルルームには3つの部屋があり1日最大100組を案内する。予約は5月中旬まで埋まっている。エントリーと来場予約は東京など1都3県の在住者が大部分を占め、都民は中央、江東両区が多い。住戸プランが多様なため年齢層や家族構成も幅広い。物件は25年秋の竣工、同10月下旬の入居開始を予定している。
既存の板状棟は1月21日から最終販売(194戸)を実施。現時点で総戸数2690戸のうち2682戸が売れた。8戸は見学対応向けに残してあるという。
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