(提供:日刊不動産経済通信)長谷工コーポレーションと㈱アウトソーシングテクノロジーは、共同開発したマンション外壁の打診検査で活用するツール「AR 匠 RESIDENCE」の機能を拡充した新バージョンをリリースした。
同ツールは現場の作業者がマイクロソフトのヘッドディスプレイを着けると、建物の図面に合わせて作成された3Dモデルが表示され、打診検査や検査の記録ができるもの。従来は2人1組で行っていた検査作業を1人でできるようになる。長谷工リフォームでの活用が進んでいる。新バージョンでは、これまでの外壁タイルだけでなく、ほかの外装部分の検査もできるよう、ALCや鉄部、シーリングなどと防水の検査項目を追加。そのほか、報告書作成の利便性を向上させ、検査時に同じ場所の過去の検査記録を閲覧できるようにした。ⅰOS版アプリの共同実証も行い、利用拡大を図っている。
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