豊洲市場に商業・温浴施設24年２月開業

(提供：日刊不動産経済通信）万葉倶楽部が豊洲市場の場外エリアで運営する「千客万来施設（仮称）」の開業予定が24年２月１日に決まった。市場と隣接した立地で江戸の街並みを再現し、商業棟と温泉・宿泊機能を備えた温浴棟の２棟で街の活気やにぎわいを創出する。
　同施設は、ゆりかもめ・市場前駅からペデストリアンデッキで接続する位置で開業する。商業棟「豊洲江戸前場外市場（仮称）」は地上３階地下１階建て、延床面積１万４６９０・63㎡。温浴棟「東京豊洲　万葉倶楽部（仮称）」は地上９階地下１階建て、延床面積１万９０９５・73㎡。豊洲市場と連携して、食の魅力の発信を担う高い集客能力で、エリアを活性化する国内外の観光の来訪者に加えて、近隣からの日常利用で集まる拠点としていく方針。万葉倶楽部は、温浴施設を小田原、博多、横浜など全国10店舗で運営しており、都心部では初の出店となる。