特集/コラム 団地再生の基本的な方向性を考える(下)―高齢者居住の視点から―有限会社夢工房 代表取締役 古居みつ子 地域拠点型サービス付き高齢者向け住宅の誘導・整備 団地再生の基本的な方向性を考える(上)より続く <高齢者の住まいの再生が急務> 二つ目の大きな課題は、約半数に及ぶ高齢者の安心居住の実現である。高齢化率は約5割で、昨今は特にサービス付き高齢者向け住宅(以下、「サ高住」)の入居の中心年齢である85歳以上の人口が顕著な増加... 2021年3月26日
オフィス/ホテル/商業 電通、フランク・ロイド・ライト建築の駒沢の施設などを売却 電通八星苑 電通グループは、東京・世田谷に保有する農園と鎌倉の研修所などを4月に売却する。売却するのは世田谷区駒沢一丁目に所在する「電通八星苑」(敷地面積2万7544㎡、建物面積4棟4515㎡)と、鎌倉市大町3丁目に所在する「電通鎌倉研修所」(敷地面積1万4034㎡、建物面積2棟合計2691㎡)。譲渡先は東京都に所在す... 2021年3月25日
オフィス/ホテル/商業 近鉄HD、ブラックストーンへ関西など8ホテル売却 近鉄グループホールディングスは25日、近鉄グループが保有する8ホテルについて、ブラックストーンのファンドへ売却することを決めた。取引の実行日は10月1日。売却先は近鉄Gとブラックストーンが直接または間接的に出資するSPC「 Train (Singapore) Holdco Pte. Ltd.」。ホテルの運営は近鉄グルー... 2021年3月25日
マンション 19年の既存住宅流通量、初の60万件台―FRK、新築供給減で既存比率は40%に 不動産流通経営協会(FRK)は23日、「FRK既存住宅流通推計量(19年地域別推計)」を発表した。全国ベースの推計値で既存住宅流通量は60万4324件と、初の60万件台となった。既存存住宅流通比率は、既存住宅流通量の増加に加え、新設住宅着工総数が前年より約3万7000戸減少したことから、1・3㌽上昇し40・0%となった... 2021年3月25日
マンション 国交省、マンション標準管理規約の改正に着手①IT総会・理事会、議決権行使や総会延期など規定 国土交通省は標準管理規約の改正作業に着手した。IT総会・理事会の開催方法と、共用部分と専有部分の配管の一体更新に道筋をつけるのが改正の大きな柱。IT総会・理事会は、コロナ禍で実施を模索する管理組合もみられたことから、標準管理規約を改正し円滑な開催につなげる。配管の一体更新は、区分所有者ごとに行う専有部の配管更新で整備の... 2021年3月25日
マンション 投資用マンションのタスキ、IoT対応1棟売り早期成約―「不動前」に反響5倍、次弾も複数準備 投資用マンション開発・販売のタスキ(東京・港区、村田浩司社長)が先月販売を始めたIoT対応型1棟売り物件の「タスキsmart(スマート)不動前」(東京・品川区、総戸数8戸)が発売から1カ月経たずに成約した。販売価格は2億9000万円(税込)。東急目黒線・不動前駅徒歩2分と立地が良い上、家具・家電付きで転居費用を抑えられ... 2021年3月25日
戸建/仲介/賃貸管理 シリーズ;東京「人口減」をどうみるか④ 空室率は0.5%前後拡大、コロナ後は回復ータス(下) (東京「人口減」をどうみるか③ に続く) 株式会社タスの藤井和之・主任研究員は、急なコロナ禍によって賃貸住宅の供給調整が間に合わず、都区部の空室率が0.5%前後押し上げられたと推測する。空室率は16%と推定する。コロナ後の動向の見通しについても聞いた。 ―空室率について。大手各社とは異なる数値だが 藤井氏 ここ数年、大手... 2021年3月25日
特集/コラム 2021年地価公示ー再開発と人口動態から見る「札・仙・広・福」の堅調さ コロナ禍によるインバウンド需要の消失、移動制限による店舗などの需要減により、地価が大幅に下落した3大都市圏に対し、地方中枢都市である札幌・仙台・広島・福岡(札仙広福=地方4市)の地価動向は、前年よりも上昇幅は縮小したが、広島の商業地を除いて上昇を維持した。これら4都市はインバウンド頼みではなく、実需に支えられて堅調さを... 2021年3月24日
戸建/仲介/賃貸管理 調布道路陥没、補償対象地域1000件への補償方針を明確化ーNEXCO東日本 東京外郭環状道路(外環道)の地下トンネル工事の影響により、東京・調布の住宅街が陥没した問題で、東日本高速道路(NEXCO東日本)は、補償対象となる宅地などの地域を明確にしたうえで、補償の方針を明らかにした。 ネクスコが示した補償方針によると、補償内容は①建物等に損害が発生した場合において、原則として従前の状態に修復・... 2021年3月24日