電通、フランク・ロイド・ライト建築の駒沢の施設などを売却
電通八星苑

 電通グループは、東京・世田谷に保有する農園と鎌倉の研修所などを4月に売却する。売却するのは世田谷区駒沢一丁目に所在する「電通八星苑」(敷地面積2万7544㎡、建物面積4棟4515㎡)と、鎌倉市大町3丁目に所在する「電通鎌倉研修所」(敷地面積1万4034㎡、建物面積2棟合計2691㎡)。譲渡先は東京都に所在する国内法人(金融業・不動産業)。

 「電通八星園」は、東急田園都市線・駒沢大学駅から徒歩6分。駒沢公園に隣接し、周辺は閑静な高級住宅街。帝国ホテルなどを手掛けたフランク・ロイド・ライトが設計した「旧林愛作氏邸」が現存。現在は電通グループが障害者雇用の一環として敷地の一部を農園として運営、実態としては遊休資産となっていた。施設内部は一般公開していない。

正門より。僅かにライト建築の建物の屋根が見える

 上記2物件は3月24日に契約、4月30日に引き渡し予定。電通では上記2件合計の譲渡により、21年度第2四半期に約300億円の固定資産売却益を計上する予定。これらに加え今後、電通本社ビルなどの売却検討を含め、財務体質の強化・成長投資資金の確保を進め、2024年度を最終年度とした「中期経営計画」の達成を目指す。

 

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