政策/制度/団体 国交省、TCFDガイダンスを月内公表―不動産業界の気候変動対応、浸透目指す 国土交通省は、不動産分野の「TCFD対応ガイダンス」を月内に発表する。日本の不動産固有の実情を考慮したうえで、気候変動リスクの情報開示をどのように進めるかを示す。大企業から中小企業まで、幅広い不動産分野の企業を対象にする。気候変動に詳しくない担当者でも、気候変動への対応の重要性を理解し、情報開示を進める手順を提示する。... 2021年3月24日
戸建/仲介/賃貸管理 特集 東日本大震災から10年; プレハブ建築協、応急仮設住宅の進化と体制構築 南海トラフ地震も視野に、底上げ続ける 東日本大震災の経験を生かし、今後予見される南海トラフ地震や首都直下地震に対する適切で実践的な備えを構築していく上で、有事の際に応急仮設住宅を供給する住宅業界団体の役割は大きい。10年間で確かな進展があったが、現在進行形の案件として中長期的に取り組んでいくべき課題も多い。 プレハブ... 2021年3月22日
特集/コラム 進化する社会―浸水想定区域図の誕生②― 日本水フォーラム 代表理事 竹村公太郎 【購読はこちら】不動産経済FAX-LINE 進化する社会―浸水想定区域図の誕生①に続く 機会到来 日本で治水の安全確率を上げていくことが治水なのか? 実は治水の安全確率をいくら上げても問題の解決とならない。なぜなら、自然の力はいつかその確率をも上回ってしまう。かえって治水の安全確率を上げていくことは危険でもある。治水施... 2021年3月22日
政策/制度/団体 日本司法書士会連合会、所有権放棄・国庫帰属は柔軟な運用を 日本司法書士会連合会は、法務省が近く通常国会に民法・不動産登記法の改正法案と、土地所有権の国庫帰属を認める新法案を提出することに伴い、都内でプレス向けのセミナーを行った。今川嘉典・会長らが相続登記義務化に伴う課題と、今後の司法書士会としての対応の仕方などについて説明した。 国庫帰属・ランドバンク制度など政策支援が必要 ... 2021年3月17日
戸建/仲介/賃貸管理 来年4月から住宅広告で光熱費表示開始─国交省、省エネ住宅の消費者選好を誘導 国土交通省は、住宅情報サイトの広告で新築住宅を対象に、年間の「目安光熱費」を表示する制度を22年4月から開始する。15日に住宅の省エネ性能の光熱費表示検討委員会の第3回会合を開催し、議論のとりまとめ案を提示。目安光熱費とともに、住宅の省エネ性能を星マークで示し、より高い省エネ性能の住宅が選ばれるよう誘導する。任意の制度... 2021年3月17日
特集/コラム 進化する社会―浸水想定区域図の誕生①― 日本水フォーラム 代表理事 竹村公太郎 【購読はこちら】不動産経済FAX-LINE 今から20年前の平成12(2000)年9月12日、夜半から東海地方を記録的豪雨が襲った。当時、国土交通省の河川局長(現水管理・国土保全局)だった私は一睡もせず次々と入ってくる出水状況の報告を受けていた。一夜明けた13日の朝、この水害の重大さがテレビ画面を通じて全国へ伝えられた... 2021年3月16日
政策/制度/団体 駅と駅前の一体的まちづくりに手引き―国交省、今夏に駅まちデザイン方針決定 国土交通省は「駅まちデザイン検討会」の第4回を開き、「駅まちデザインの手引き」の素案を審議した。ニューノーマルに対応した駅と駅前周辺のまちづくりに関する手引きで、今夏に完成させ公表する予定。同省都市局が進めている別のまちづくりに関する検討会・勉強会の内容も反映したものとする。 コロナ危機を契機に、職住両面で快適な環境と... 2021年3月15日
戸建/仲介/賃貸管理 特集 東日本大震災から10年・被災3県で進むコンパクトシティ再開発 ◎被災3県で進むコンパクトシティ再開発―各地の主要駅を中心に行政と企業が連携 東北地方の主な被災地となった3県を始めとして、主要駅を中心にコンパクトシティを形成するまちの再開発事業が進展している。行政と民間企業らが連携して、中心市街地の活性化で関係人口を増やし、復興の一歩先を見据えた持続的な競争力のあるまちづくりに各地... 2021年3月15日
マンション 修繕積立金リバースモーゲージを開始へ―住金機構、将来分を一括払いし死後返済 住宅金融支援機構は、4月から「修繕積立金に対する区分所有者向けリバースモーゲージ」を開始する。区分所有物件を担保に、将来の修繕積立金を一括払いで融資し、区分所有者が亡くなった後に担保物件の売却などで返済する。将来の修繕積立金を一括払いするリバースモーゲージ商品は同機構初。利用にはマンション管理規約の改正が必要で、その準... 2021年3月12日
住宅・不動産ニュース シリーズ;東京「人口減」をどうみるか② デュアルライフ実現への課題 ーリクルート・住まいカンパニー 笠松美香氏(下) コロナ禍により東京都の人口は昨年8月以降、7ヶ月連続で減少が続いており、他府県への転出超過も7ヶ月連続となっている。こうした人口の動向が賃貸住宅市場にどのような影響を与えているのだろうか。リクルート住まいカンパニー「SUUMO」副編集長の笠松美香氏にコロナ禍における賃貸住宅市場と、国が推進しようとしているデュアルライフ(... 2021年3月10日
戸建/仲介/賃貸管理 国交省、住宅の省エネ義務化を検討開始─改正建物省エネ法の施行視野に規制強化 国土交通省は、住宅の省エネ性能を向上させるため、新築住宅の省エネ基準適合義務化を検討する。4月に検討会を立ち上げ、義務化のスタート時期や、円滑に基準適合判定を受ける方法など詳細の議論を開始する。4月1日に改正建築物省エネ法が施行され、小規模住宅・建築物の施主に、建築士から省エネ性能の説明を義務付ける制度が始まる。改正法... 2021年3月9日
インタビュー シリーズ;東京「人口減」をどうみるか① 賃貸住宅空室率に変動はみられずーリクルート・住まいカンパニー 笠松美香氏(上) コロナ禍により東京都の人口は昨年8月以降、対前月でマイナスが7カ月連続で続いており、他府県への転出超過も7ヶ月連続。こうした人口の動向が賃貸住宅市場にどのような影響を与えているのだろうか。リクルート住まいカンパニー「SUUMO」副編集長の笠松美香氏にコロナ禍における賃貸住宅市場と、国が推進しようとしているデュアルライフ(... 2021年3月4日