東大不動産イノベーション研究センター、「小集積」からのイノベ創発─地域不動産会社とテック企業の連携促進
東京大学不動産イノベーション研究センター(CREI)

 東京大学不動産イノベーション研究センター(CREI)は、「地域のイノベーション創発」と、「効果的な不動産活用」を相互で促進する研究に取り組む。効果的な不動産活用では、地域不動産会社と革新的なProp Tech(プロップテック、不動産テックとも)の連携を重視。CREIに新たに「プロップテックサポーター会議」を設置する。公開イベントも開催しつつ参画する地域不動産会社を募り、地域の不動産業活性化のためテック企業とのマッチングを行う。
 イノベーションの創発には、スタートアップ企業が半径500m~1kmの範囲で「小集積」していることが効果的と分析。コロナ禍で浸透し始めた在宅と、オフィスが絡み合った新しい就業のエコシステム「地域での小集積」を提起する。地域での小集積を生かしたイノベーションを起こすためには、まちなかの不動産の回転率を上げ、まちを活性化することが重要と判断。地域の不動産業活性化のための課題を知る地場の不動産会社を募り、その解決に資する新技術を持つテック企業との相互連携を目指す。有識者を集めた「イノベーション小集積研究会」も立ち上げ、サポーター会議と連動させ地域イノベーション実現への具体策を練る。
 プロップテックサポーター会議の「キックオフシンポジウム」を6月23日午後3時から、オンラインで開催する。国土交通省都市局の都市における3Dモデル「Plateau(プラトー)」の紹介、デジタルベースキャピタルの桜井駿・代表パートナーとCREIの武藤祥郎・特任教授が共同モデレーターを務める注目のテック企業が登壇するパネルディスカッションなどを企画する。申し込みは東大CREIの公式サイト(https://www.crei.e.u-tokyo.ac.jp/)から。(日刊不動産経済通信)

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