特集/コラム 2022入社式・社長訓示 三井不動産 三菱地所 住友不動産 東京建物 野村不動産ホールディングス 森ビル 森トラスト 大京 長谷工コーポレーション 新たな価値の創造へ果敢にチャレンジを 見えない未来を見据え創造する力必要 不動産・住宅各社は1日、22年度の入社式を行った。長引く新型コロナウイルス感染症の影響やウクライナ情勢で経済・社会環境が大きく変化する中、新たな仲間に加わった新入社員。各社のトップは従来のやり方に固執せず、新たな事柄に果敢にチャレンジし、一日も早... 2022年4月5日
インタビュー 【近畿圏マンション】供給大幅増加 コロナ前の水準に回復 2022年は引き続き価格高騰のあおりで外周部が活発化 不動産経済研究所 大阪事務所所長 笹原雪恵 前年比24.7%増の1万8951戸 コロナ前の水準に回復 2021年の近畿圏新築マンションの発売は1万8951戸、前年の1万5195戸に比べて3756戸(24.7%)増加した。上半期8373戸、下半期1万578戸であった。初月契約率は69.8%、前年(71.7%)比では1.9ポイント(P)ダウンし、好不調を分ける70%ラ... 2022年3月25日
マンション 首都圏マンション 需給ともに好調 価格は最高値更新 2022年は3.4万戸 再開発タワーが市場をけん引 不動産経済研究所 企画調査部 主任研究員 松田忠司 供給3万戸台に回復、販売も好調価格は最高値を更新 2021年は需給ともに好調が続いた1年だった。発売戸数は3万3636戸と、前年の2万7228戸から23.5%増加して2年ぶりに3万戸台に回復、コロナ禍前である2019年の発売戸数(3万1238戸)も上回った。また初月契約率の平均は73.3%と前年比7.3ポイントのアップ... 2022年3月3日
特集/コラム 原油高ショックの不都合な真実 第一生命経済研究所 経済調査部 首席エコノミスト 永濱利廣 輸送費用などすべてのコストを含めて円換算した原油価格が、過去最高値圏に張り付いている。 国内のエネルギー価格を測る上で重要な原油の「入着価格」が、上昇を続けているのだ。原油の入着価格とは、ドル建ての原油価格に為替や運賃、保険料を加味して1キロリットル当たりの円建て価格を算出したものである。 高値圏にある背景には、原油価... 2022年2月25日
特集/コラム 【地域活性化】 なぜ三重県関宿は開店ラッシュなのか―歴史的町並み保存に民間の力を活かせ― 作家・五感生活研究所 代表 山下柚実 「伝統的建造物群保存地区」という制度について耳にしたことがある方は多いのではないか。1975年に創設された町並みを保存・継承する国の支援策だ。文化財保護法の改正により歴史的町並みを「文化財」として捉え直したことが契機となった。 中でも特に価値の高いものを「重要伝統的建造物群保存地区」(重伝建)に選定。当初は全国でたった7... 2022年2月11日
戸建/仲介/賃貸管理 シリーズ;コロナ禍の人口移動、首都圏への流入続く② 麗澤大学経済学部客員教授・大東建託賃貸未来研究所所長 宗健氏に聞く シリーズ;コロナ禍の人口移動、首都圏への流入続く①より続く コンパクトシティは自然と形成されるもの 全国的に地域の中心にあった商業施設、デパートが潰れている。しかし潰れるということは、地域の人から支持されていなかったということだ。他方で自動車でアクセスできる、郊外のショッピングセンターに人が集まっている。中心部のデパ... 2022年2月11日
特集/コラム ドバイ万博開幕 大阪府立大学研究推進機構特別教授/株式会社橋爪総合研究所代表 橋爪紳也 1年遅れでスタート 新型コロナウィルスの世界的に感染拡大が継続するなか、巨大イベントの開催に関して、さまざまな制約が続いている。わが国にあっても、第5波の収束を受けて、人数制限の緩和がなされつつある。今後、ウイズコロナの時代に向けて、ワクチン接種者の受け入れに関する社会実験など、新たなイベントのあり方について模索が続... 2022年2月10日
特集/コラム 過渡期としての2022年 東日本国際大学客員教授 森田浩之 続く不透明感 個人の行動にかかる日本の今後 個人的な感覚だが、2022年を迎えるにあたり、今年は例年のわくわく感がなかった。かといって、昨年初ほど沈滞した雰囲気でもない。むしろこの2年くらいの低空飛行に慣れてしまったということだろう。 2020年を目前にした2019年末は、翌年の東京オリンピックが待ち遠しく、新しい時... 2022年2月9日
特集/コラム イメージ具体化の成功例 ―増加する都市ブランディングの重要性(5)―龍谷大学政策学部教授 服部圭郎 都市の歴史が有していた風格を維持・強化する試みは欧州を中心に展開されてきたが、最近では日本の都市でもみられる。例えば京都市の先斗町。鴨川と木屋町通りの間を南北に繋がる京都の五花街の一つである。狭いところでは1.6mという自動車が走行できない道幅がつくりだすヒューマン・スケール、お茶屋や飲食店などの伝統的建造物が建ち並ぶ景... 2022年2月8日