NOT A HOTEL、福岡で都市型コンドミニアムを展開
NOT A HOTEL FUKUOKA

 ホテルブランド開発・運営スタートアップのNOT A HOTEL(東京・渋谷、濱渦伸次社長)は、都市型コンドミニアムを国内主要都市で展開する。 第1号物件は福岡市中央区内で「NOT A HOTEL FUKUOKA(仮)」を21年冬より販売開始し、23年春の開業を目指す。

 ユニットを購入したオーナーは、自身が利用しない間は外部に貸し出すことが可能。外部貸し出しはNOTが提供する、スマホの専用アプリでワンタッチで行うことができ、収益状況などもアプリ上で確認できる仕組みとする。

 「FUKUOKA」の建物の総部屋数は13室、部屋面積は約70㎡から約120㎡。施設開発と運営はGood Life & Travel Company(GLTC)。施設を運営するGLTCは、放送作家・脚本家の小山薫堂氏が代表を務める企画会社であるオレンジ・アンド・パートナーズとホテルやレストランなどの開発を行うIMD Allianceの合弁会社。NOTは資産保有はせず、ホテル予約のためのインフラやチェックインのシステムといったSaaSを提供、その他ホテルのオペレーションやブランディング、運営代行、リースなどを行う。ただし直営物件として宮崎県・青島でホテルを開発中で、来年の開業を予定している。

 代表の浜渦氏はSaaS企業を立ち上げてZOZOへ事業売却、その後ZOZOテクノロジーズ取締役を務めた後、2020年4月1日にNOT A HOTEL株式会社を設立した。NOT社の主な株主はオリエンタルランド・イノベーションズ 、SMBCベンチャーキャピタル、 GMO VenturePartnersなど。

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