セントラル総合開発、新ブランドの賃貸レジ―鹿児島市に第1弾、全国中核都市で展開

 セントラル総合開発は、同社初の個人向け賃貸マンションの新ブランド「クレアグレイス」を立ち上げた。3月上旬に、鹿児島市で第1弾の「クレアグレイス荒田」(36戸)の入居を開始する。第2弾以降として千葉県船橋市と松戸市でも30戸規模の物件開発用地を取得済みで、25年度までに累計300戸規模の供給を目指す。首都圏に限らず、利便性ある都市生活のニーズが高い地方中核都市で展開していく。
 「クレアグレイス」シリーズでは、利便性を重視するシングル・ディンクス世代や都市生活を満喫したいアクティブシニア世代を主要ターゲットに置いて、コンパクトタイプの賃貸マンションを開発する。主要事業であるファミリータイプの分譲マンション「クレアホームズ」シリーズとは異なり、数十戸規模で専有面積40㎡以下・間取り1LDKまでが中心の物件を想定している。同社の賃貸物件はこれまでオフィスビルが中心で、個人の居住者に向けた賃貸マンションの開発は初めて。優良な賃貸資産の積み上げを図り、25年度までに全国の中核都市で累計300戸・10物件程度の開発を進めていく方針。
 「荒田」(鹿児島市荒田1―51―7)は、鹿児島市営バス・上荒田バス停から徒歩2分の立地。敷地面積518・25㎡、RC造地上10階建て。専有面積23・81~33・76㎡、間取りは1R~1LDK。2月の竣工、3月上旬の入居開始を予定。鹿児島市の中心部にある鹿児島中央駅や天文館エリアへアクセスしやすく、鹿児島大学郡元キャンパスや鹿児島市立病院が徒歩圏で、生活環境も良好なエリアに位置する。(日刊不動産経済通信)

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