長谷工グループは8月から、分譲マンション管理組合向けの管理受託サービス「smooth―e(スムージー)」を開始する。第三者管理方式を導入し、長谷工コミュニティが外部専門家として管理者を務める。理事会を設置せず区分所有者の負担を軽減しながら、長谷工コミュニティが計画的な修繕工事の企画・立案・予算管理などを担当する。管理を受託する首都圏と関西圏の分譲マンションの管理組合で順次導入を進めて、様々なニーズに対応できるようサービスの拡充を図っていく方針。

 分譲マンションの管理組合運営では、組合会計や修繕工事などの専門的な知識が役員に必要な場合が増えることから、負担感の重さを緩和するサービスとして「スムージー」を開発した。第三者管理方式の中でも、「外部管理者総会監督型」の形態として、専門的な知見を持つ管理会社の長谷工コミュニティが管理者を務めることで、理事会を設置しない組合運営が可能になる。

 長谷工コミュニティはウェブ上で最新の修繕計画や管理状況を積極的に情報公開。区分所有者は、役員などの立場に関係なく、アプリ上で関心ある事項について議論を行い、区分所有者の全員がマンションの付加価値の向上へ、関心が高まる環境を整える。

 8月から、首都圏・関西圏の管理を受託するマンションのうち、合計10数件の管理組合で順次導入を進めていく。長谷工コミュニティは、第三者の管理者として立場を明確にした上で、修繕工事などの立案が可能になるほか、定期的に理事会に同席する負担を減らせる。導入する管理組合は、費用に大きな差がなく輪番制の役員などの負担が減らせて、区分所有者の誰もが積極的に管理への関与が可能となる。(日刊不動産経済通信)

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