(提供:日刊不動産経済通信)リビタは、展開するリノベーションマンションブランド「R100 tokyo」で、新たなインテリアコンセプト「Crafted Home」に基づくリノベーション区分マンションの販売を開始した。第1弾の「ペアシティ・ルネッサンス」(東京・港区高輪)で3月にリノベーションを竣工させた1戸は、既に申し込みを得ている。23年度中に約25戸の新コンセプトを反映した住戸を販売する予定。
「ペアシティ・ルネッサンス」(総戸数247戸)は、各線・品川駅から徒歩5分の立地。SRC・RC造地上14階地下2階建て。建築年は1980年10月。リノベーション住戸の所在階は1階。専有面積は114・7㎡、間取りは2LDK+2WIC。販売価格は1億9900万円。設計は芦沢啓治建築設計事務所の芦沢啓治氏が担った。18・43㎡の専用庭が付いた住戸で、室内は「Noiseless」をテーマに、壁や天井のラインをシンプルに整えて自然光や照明が映える空間へリノベーションを施した。木製の家具などは素材の感触や表情に細部まで手を入れて整え、穏やかな日常を感じられる住まいを目指した。
これまでリビタが「R100 tokyo」で行ってきた取り組みを、新インテリアコンセプトとしてまとめた。きめ細かな手仕事や工芸に基づく上質な素材と高い技術を生かしたリノベーションを施す。均質で加工しやすい現代の建材だけでなく、製造や調達に手間がかかり、扱いに職人技も必要とする昔ながらの天然素材による建材なども取り入れた住まいづくりを行う。労力や時間以上の手触りある感覚を個々の住空間に備えて、上質な付加価値を提供する。
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