(提供:日刊不動産経済通信)コスモスイニシアは、大学のインダストリアルアート学科の学生と共同で商品企画に取り組んできた戸別リノベーションマンション2住戸の販売を開始した。テーマは「推し活」と「日本の感性」。コスモスイニシアは同物件以降も、学生や異業種とのコラボレーションを積極的に検討していく。
21年11月から東京都立大学システムデザイン学部インダストリアルアート学科インテリアデザインスタジオとリノベーションマンションの商品企画に取り組んできた。学生の自由な発想や研究で得られた成果と、同社のノウハウや創造性を融合し「多様性・変化する暮らしかた」を具現化した新しい住まいを提案する。「推し活」がテーマの住戸は「エクレール石神井公園」の3階の1室。西武池袋線・石神井公園駅から徒歩7分の立地。間取りは2LDK、専有面積は48・27㎡。生活空間と推し活空間を切り分け、隠れた推し活専用部屋を確保し、推し活グッズの飾り棚を設置する。推しのメンバーカラーに合わせて部分的にアレンジ可能な内装にする。ターゲットは推し活を行う単身者。販売価格は4480万円。
「日本の感性」がテーマの住戸は、伝統的な住宅や古民家の調査研究から発案した。障子や襖など空間を仕切る「可動建具」を使い、人をもてなす「ハレ」と日常生活の「ケ」を使い分け、「離れ」の要素を盛り込む。住戸は「パレ・ドール六義園北」の3階の1室。JR山手線・駒込駅から徒歩2分の立地。間取りは2LDK、専有面積は112・87㎡。子どもが独立した50歳代以上の夫婦などを想定する。販売価格は1億3480万円。
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