(提供:日刊不動産経済通信)大東建託はライフ・サイクル・カーボン・マイナス(LCCM)基準を満たす2×4工法2階建ての賃貸集合住宅「NEW RiSE(ニューライズ) LCCM」をこのほど発売した。初年度の販売目標は50棟。
 「ニューライズ LCCM」は、5月に発売した標準でZEHオリエンテッドを満たす「ニューライズ」(参考坪単価45万円台から)を元に断熱性能を強化し、太陽光発電システム(PV)と蓄電池を搭載するなどして省エネ・創エネ性能を高めた。屋根はPV設置面積の確保に有利な片流れ屋根。使用する木材は製造段階でのCO2排出量を減らすため、乾燥作業にバイオマス熱源を用いる。参考プランは住戸の専有面積が44・20~59・58㎡。
 同社は昨年6月に、初のLCCM賃貸集合住宅を埼玉県草加市で竣工させた。3月にはLCCM賃貸集合住宅で発電した再生可能電力を、デジタルグリッドの電力取引プラットフォームを介して自家消費するスキームを構築していた。

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