(提供:日刊不動産経済通信)小田急不動産とomusubi不動産(㈲トノコーポレーション運営、千葉県松戸市、殿塚建吾取締役)は、DIYが可能な空き家サブリース事業の初弾の入居者募集を開始した。
両社は昨年「小田急ありのまま賃貸~空き家活用DIY賃貸~」のオーナー募集を開始し、1号物件となる東京・中央区の長屋を受託した。同サービスは小田急不動産が物件オーナーから空き家を借り上げ、omusubi不動産がDIYの可能な賃貸物件として入居者を募り貸し出す。クロスの張り替えや古い設備の入れ替えなどのリフォーム工事を行わずに入居者にサブリースする。初弾物件(中央区佃2)は東京メトロ有楽町線・月島駅から徒歩3分の立地。木造2階建て、間取りは3SDK。専有面積85・94㎡。賃料は管理費込みで12万円。下町のレトロな雰囲気を感じられるエリアで、物件は大正時代の建築だが耐震補強の工事を実施済み。両社は今後も小田急沿線を中心に幅広く同事業を展開。未活用資産の有効活用や人口流入促進により小田急線の沿線価値向上を目指す。