業務粗利トップは三菱UFJ銀行の1兆8401.67億円ー粗利増額も、資金利益は上位8行で減収
不動産経済ファンドレビュー

(提供:不動産経済ファンドレビュー)今年度第3四半期の各金融機関の業務粗利益データによると(開示全90行)、三菱UFJ銀行が1兆8401.67億円(前年同期比24.76%増)で引続きトップを守った。以下、三井住友銀行の1兆3457.24円(4.49%増)、みずほ銀行の1兆1526.00億円(9.91%増)が続く。4位のゆうちょ銀行は5586.74億円(35.03%減)、5位の三井住友信託銀行は4000.17億円(9.36%増)だった。開示全90行の業務粗利総額は8兆9393.68 億円(3.72%増)という結果。上位10機関のうち7機関は増益、11位以下まで見ても半数以上の48機関が増益とした。
 上位10行の粗利益の内訳を見ると、主力の「資金利益」は三菱UFJ銀が1兆1134.47億円(0.54%減)で最大。以下は三井住友銀の8175.97億円(6.17%減)、みずほ銀の6268.00億円(2.63%減)、ゆうちょ銀行の5418.18億円(9.98%減)、と各行が軒並み減少。粗利益5位の三井住友信託銀は、-715.84億円(171.75%減)で大きな減益となった。<ファンドレビュー本誌へ続く>

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