エリアマーケット;中央区・マンション供給6割減 坪単価上昇450万円超
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 中央区では、この1年(2020年2月~2021年1月)に777戸(前年同期39%)が発売された。地区別の供給は、南部の佃・勝どき・月島・晴海エリア322戸(同21%)、北東部の日本橋・銀座エリア455戸(同96%)。南部では、三井不動産レジデンシャル、他1社「パークタワー勝どきミッド」(1期1次237戸)が発売されたものの、前期に販売された、三井不動産レジデンシャル、他9社の2物件「HARUMI FLAG PARK VILLAGE第一工区」(1期~1期2次610戸)および「HARUMI FLAG SEA VILLAGE」(1期~1期1次330戸)の影響で大幅減。北東部では、物件数がはぼ変わらず(49→48件)微減にとどまった。企業別では、三井不動産レジデンシャル(204戸)、大和ハウス工業(181戸)、日鉄興和不動産(89戸)が供給上位3社。
 中央区全体の坪単価は459.9万円(前年同期比12.27万円上昇)、平均専有面積は62.97㎡(同10.78㎡減)、総額は8880万円(前年同期118%)。地区別の坪単価は、南部432.8万円(前年同期比114.0万円上昇)、北東部479.1万円(同59.7万円上昇)。総額は、南部9250万円(前年同期122%)、北東部8618万円(同119%)。面積は、南部68.89㎡(前年同期比9.97㎡減)、北東部58.78㎡(同1.56㎡減)。南部での坪単価の上昇は、日鉄興和不動産「リビオレゾン勝どきnex」(1期~1期4次56戸、坪420.4万円)など全物件が坪400万円を上回る物件であったため。また、総額の上昇は、今期供給の7割強を占めた、前述の、三井不動産レジデンシャル、他1社「勝どき」(総額1億979万円)の影響。北東部では、坪480万円、総額1億円を上回る、旭化成不動産レジデンス「アトラス築地」(1期~1期9次87戸、坪495.3万円、総額1億199万円)および大和ハウス工業「プレミスト東銀座Arc Court」(1期1次~2期8次107戸、坪520.1万円、総額1億1082万円)が今期供給の4割強を占めたことによる。
 住戸タイプ別の比率は、1R~1LDK(シェア12→18%)、2LDK(同21→40%)はアップ、3LDK(同53→42%)、4LDK(同14→0%)はダウン。価格帯別では、3000万円台(同0→11%)、7000万円超(同54→75%)はアップ、4000万円台(同7→3%)、5000・6000万円台(同39→10%)はダウン、前期供給のなかった3000万円未満は今期1戸供給。
 区全体では1万4813戸の計画がされているものの発売時期が決まっているのは2物件のみと、今期大幅に減少し10期ぶりに1千戸を下回った供給は、今期並みの水準にとどまる可能性が高い。今期上昇し、450万円を上回った坪単価も注目。
*JV物件は単純社数割にて集計

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