東急不、京都でイオン併設「ブランズ」―低層階に店舗、夫婦からファミリーまで

(提供:日刊不動産経済通信)東急不動産は京都市伏見区で低層階にスーパーの「イオン」が入る新築分譲マンション「ブランズ伏見桃山」(総戸数114戸)の販売を近く始める。モデルルームをこのほど開き、予約制で案内を始めた。販売価格や戸数などは未定。京阪本線・伏見桃山駅徒歩4分、近鉄京都線・桃山御陵前駅徒歩6分の立地。自然を取り入れた空間デザインを採用した。間取りは1LDK~4LDK、専有面積39・18~90・5㎡。1、2階に店舗も入る。24年7月上旬の竣工、同9月下旬の引き渡しを予定する。

 所在地は京都市伏見区御堂前町616-1ほか。20年に閉店した「イオン伏見店」跡地にマンションと商業施設の複合施設を建てる。マンションの規模はRC造地上7階地下1階建て。1、2階にイオンが入る。イオン一体型の分譲マンションは京都府で初めて。入居者は専用カートで店に乗り入れ、買い物の後、住戸玄関までカートで運べる。地元の商店街にも近い。各住戸の玄関前に専用宅配ロッカーを設置。4階共用棟には個室ブース付きワークスペースもある。

 建物は「低炭素建築物認定」を取る。太陽光パネルを設置し屋上緑化も施す。ラウンジ兼集会室内に日比谷花壇監修のバイオフィリックデザインを導入する。自然素材や観葉植物などを多く取り入れ、入居者や訪問客らのストレス緩和を図る。ラウンジからは中庭(オーナーズガーデン)の植栽をガラス越しに臨める。駐車場は40台。施工者は大豊建設。管理は東急コミュニティー。東急不動産は京都市中京区で「ブランズ御池西洞院」(総戸数24戸)の2期販売を12月上旬に始めることにしている。

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