新日本建設は今秋、分譲マンション6物件の販売を始めたほか、21年以降に千葉駅周辺で合計4物件・計500戸超を供給していく。この秋は地盤の千葉県を中心に、順次6物件を供給するほか、21年は千葉駅周辺で「千葉パルコ跡地計画」(397戸)など計4物件500戸超を1月から順次、供給していく。
この秋は、「津田沼奏の杜」(45戸)、「葛西Ⅱ」(23戸)、「原木中山Ⅱ」(29戸)、「八千代台駅前」(38戸)、「市川マスタリー」(46戸)、「船堀Ⅴ」(49戸)の6物件の供給を順次開始している。また、冬には大規模物件「新松戸グラン」(200戸)の供給開始も予定するなど、コロナ禍を経て千葉県内で利便性と環境を両立した物件を供給する。在宅勤務などにも対応したプランの販売にも取り組み、検討意欲の高い来場客を中心に販売は好調に進んでいる。
また、千葉駅周辺では今後、4物件で合計500戸を超える分譲マンションの供給を予定する。21年1月にJR総武線・千葉駅から徒歩9分の「エクセレントシティ千葉レジデンス」(44戸)の供給を予定するほか、「エクセレントシティ千葉中央ステーションフロント」(78戸)や「千葉パルコ跡地計画」(397戸)などを供給する。千葉市中心部で自立した経済圏が成立するまちづくりを目指し、千葉駅から周辺へ回遊性が高く魅力ある中心街の整備に注力する。
同社のマンション事業は、用地仕入れから施工、販売、アフターサービスまで自社で一貫して手掛ける体制を敷く。地盤である千葉エリアや東京東部を中心に約2500戸の用地を取得しており、地域の活性化を図って開発に取り組む方針。
2020/11/09 日刊不動産経済通信