戸建/仲介/賃貸管理 戸建て住宅意匠権訴訟で初の勝訴判決―アールシーコア、消費者保護でも前進 アールシーコアは、同社のBESSブランドの木造戸建て企画住宅モデル「ワンダーデバイス」と外観が酷似した商品を販売しているとして、販売差し止めなどを求め鳥取市の住宅事業社(以下被告)を相手取り提訴していた件で、このほど勝訴した。住宅デザインの意匠権では初の事例で、住宅事業社、消費者双方に資する判決となった。 今年4月の意... 2020年12月7日
リート/不動産金融 私募ファンド市場は21.1兆円に拡大~三井住友トラスト基礎研の調査から~ 三井住友トラスト基礎研究所がまとめた調査によると、2020年6月末時点の不動産私募ファンド市場規模(運用資産額ベース)は推計21.1兆円だった。前回調査の2019年12月末時点と比べ約9000億円増加し、増加ペースは前回調査時とほぼ同水準を維持。新型コロナウイルス感染症拡大の環境下においても国内不動産私募ファンドの市場... 2020年12月7日
マンション フジ住宅、都市型マンション新ブランド―今期は4棟を供給、第1弾の販売堅調 フジ住宅は、都市型分譲マンションの新ブランド「ブランニード」を立ち上げ、販売を開始した。第1弾は、大阪市住吉区の「ブランニードタワー長居ガーデンスクエア」(総111戸、坪260万円)と大阪府摂津市の「ブランニード千里丘」(総90戸、坪210万円)の2物件。コロナ禍で集客を制限しながら堅調に販売を進めており、10月24日... 2020年12月7日
マンション マンション管理組合総会IT化の指針を策定―行政を加えた検討で実施可能な方法示す・マンション管理業協会 マンション管理業協会は、ITを活用したマンションの管理組合総会の実施に向けて報告書を取りまとめ、1日に国土交通省と法務省に提出した。協会では9月に、オブザーバーとして両省も参加した「ITを活用した総会の在り方検討会」(座長=鎌野邦樹・早稲田大学法学学術院法科大学院教授)でガイドラインを策定。現行の区分所有法でもオンライ... 2020年12月4日
戸建/仲介/賃貸管理 既存住宅購入時の建物検査の利用は47・7%―重説書類の電子交付に8割超が利用意向・不動産流通経営協会 不動産流通経営協会(FRK)は、20年度の「不動産流通業に関する消費者動向調査」をまとめた。既存住宅購入時に、不動産会社による建物保証や「既存住宅売買かし保険」の利用に付随する検査、民間のホームインスペクションなど、何らかの建物検査を受けた人の割合は47・7%だった。前年より1・7㌽増加し、調査開始の14年以降で過去最... 2020年12月4日
マンション 住みたい街、区市町村別1位は福岡市―大東建託、全国版のランキングより 大東建託の「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2020〈全国版〉」と「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2020〈全国版〉」によると、住みここち(自治体)全国1位は昨年の12位だった奈良県北葛城郡王寺町、2位は東京・中央区、3位は大阪市天王寺区、住みたい街(自治体)1位は福岡市、2位は横浜市、3位は那覇市だった... 2020年12月4日
マンション 西日本鉄道ら、北区王子で大規模マンション販売開始 西日本鉄道など4社は、東京・北区の大規模新築マンション「ガーデンクロス東京王子」(総戸数300戸)の販売をこのほど開始した。販売開始前の時点で資料請求は約2500件を数えて、注目を集めている。西鉄のほか、三菱地所レジデンス、関電不動産開発、ジェイアール東日本都市開発の共同事業。第1期1次の供給戸数は65戸、平均坪単価は... 2020年12月4日
リート/不動産金融 全114機関の経常損益総額は19.10%減の1兆7006億円ートップは三菱UFJ銀、上位10機関のうち増益は4機関 2021年3月期第1四半期の経常利益を開示した機関のデータによると、経常損益の総額は、前年同期実績2兆1022.98億円から19.10%減(4016.22億円減)となる1兆7006.76億円だった。上位10機関のうち増益は4機関に止まり、赤字計上も3機関増え計6機関になった。経常益計上額のトップは、三菱UFJ銀の1674... 2020年12月3日
戸建/仲介/賃貸管理 住宅各社、中高級戸建注文住宅が堅調―高付加価値の「都市型住宅」を強化 大手ハウスメーカー各社は今年度下期に、中高級路線の戸建て住宅市場が堅調な動きになる見通しだ。テレワークを始めとしたニューノーマルな暮らしの需要に支えられ、ウェブ発信の強化などによる新たな訴求方法も確立されてきた。 各社とも緊急事態宣言下の営業自粛などが響いたことに加え、中高級路線の戸建て注文住宅市場には分譲戸建てや建売... 2020年12月3日
戸建/仲介/賃貸管理 空き家特措法、特定空家指針を年内改正―自民中古活性委ら、5年目の点検で方針 自民党は25日、住宅土地・都市政策調査会中古住宅市場活性化委員会(西村明宏委員長)と空き家対策推進議員連盟の合同会議を開き、施行5年が経過した「空家等対策の推進に関する特別措置法」の見直しの方針を確認した。特定空家のガイドライン改正など、運用面での対応とし、法改正は行わない見通しだ。 空き家特措法は、倒壊するおそれがあ... 2020年12月3日
マンション 新設住宅着工戸数、16カ月連続の減少に―国交省、持家は1957年に次ぐ低水準 国土交通省は11月30日、10月の「建築着工統計調査報告」を公表した。新設住宅着工戸数は7万685戸(前年同月比8・3%減)で、16カ月連続の減少となった。16カ月連続の減少は、08年2月~10年3月に記録して以来。新設住宅着工床面積は、573万5000㎡(10・2%減)で15カ月連続の減少となった。季節調整済み年率換... 2020年12月2日
戸建/仲介/賃貸管理 「富士山登山鉄道」は、運賃1万円のLRTで ー富士登山線検討会 山梨県が設置した「富士山登山鉄道構想検討会」(理事長=山東昭子・参議院議長)は、「富士山登山鉄道」構想について、富士山五合目を走る鉄道の運賃の想定を往復1万円とし、年間運賃収入は300億円に達するシミュレーションを示した。検討会の構想素案によると、富士山の環境や景観の維持・保全ならびに、技術的な適合性などを元に、導入ル... 2020年12月2日