インタビュー シリーズ;「事故物件を歩く」① 8月下旬の公開から2カ月以上が経過した映画「事故物件・恐い間取り」が、なお多くの映画館で上映中である。「事故物件住みます芸人」として活躍中の松原タニシ氏の原作としての魅力、SNSによる話題性などがロングヒットの要因だ。配給元である松竹のオフィシャルTwitterによると「興行収入が23億円を突破(10月26日時点)。2... 2020年11月16日
オフィス/ホテル/商業 リモートワークが仕事のあり方に及ぼす影響ー神戸大学経済経営研究所 准教授 江夏幾多郎 リモートワークに関する調査を実施 従来「働き方改革」の文脈で導入が施行されながらも遅々として進まなかったリモートワーク(在宅勤務、テレワーク)の導入が、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行とともにその歩みを速めつつある。より正確に言えば、リモートワークは春の緊急事態宣言発令時に急速に普及した。しかし、直近... 2020年11月16日
戸建/仲介/賃貸管理 賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律(4)―不動産業者が知っておきたい新法解説― 森・濱田松本法律事務所 弁護士 佐伯優仁 賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律(3)―不動産業者が知っておきたい新法解説―より続き) 実務上の影響(1)規制を受ける業者の対応 (ア)賃貸住宅管理業者 賃貸住宅の所有者から委託を受けて賃貸住宅の管理業務を行う管理業者は、これまで任意の賃貸住宅管理業者の登録を受けていた者もそうでない者も、原則として2021年6... 2020年11月13日
オフィス/ホテル/商業 これから本格化する雇用・所得環境悪化 第一生命経済研究所 経済調査部 首席エコノミスト 永濱利廣 企業活動や雇用への影響 経済成長率はリーマンショックより大きく落ち込んだが、企業活動への影響としては、今のところ政府・日銀の大規模な資金繰り支援策などにより、マクロ的にはリーマンショックほど深刻な状況には至っていない。実際、リーマンショック後の倒産件数は月平均1300件ペースで推移したが、コロナショック後は今のところその... 2020年11月6日
オフィス/ホテル/商業 企業は不動産とどのように向き合うべきか? 東京大学空間情報科学研究センター特任教授 清水千弘 企業活動と不動産市場 コロナ後の世界の模索が続いている。この問題に注目が集まっているが、どの報道を見ても短期的な事象をスナップショットのように取り出して写像しているものばかりである。都心では、オフィス賃料は長期的には下がることはない、新築マンション価格も下がらないなどと言われているが本当であろうか。今取引されているオフ... 2020年10月29日
オフィス/ホテル/商業 京都で寺院一体や京町家活用のホテル―三井不動産や東急不動産、宿泊施設を多様化 国内でも指折りの宿泊施設集積地、京都でホテルの多様化が進んでいる。インバウンドの急増を受け、以前は民泊や宿泊特化型ホテルなどの開発が多かったが、最近では大手デベロッパーが「寺院と一体となったホテル」や、「町家建築を生かしたホテル」など歴史ある古都・京都の魅力を生かした宿泊施設を開発した。コロナ禍で大きく落ち込んでいた宿... 2020年10月28日
オフィス/ホテル/商業 東京・下北沢 「サーバントディベロップメント」で支える新たなまちづくり 作家・五感生活研究所 代表 山下柚実 最近しばしば耳にする「DX」という言葉。ご存じの方も多いかもしれないが、「デジタルトランスフォーメーション」の略で、ざっくり言えば「デジタル技術を浸透させ事業・生活を変える」といった意味合いだ。見回せばたしかにコロナ禍によってDX 化に拍車がかかっている実感がある。ウーバーイーツやメルカリといった新業態が拡大中だが、大... 2020年10月27日
戸建/仲介/賃貸管理 賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律(3)―不動産業者が知っておきたい新法解説― 森・濱田松本法律事務所 弁護士 佐伯優仁 賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律(2)―不動産業者が知っておきたい新法解説―より続き) (3)賃貸住宅管理業に関する登録制度の創設 (ア)「賃貸住宅管理業」とは 一定規模以上で営む場合に国土交通大臣の登録が必要となる「賃貸住宅管理業」は、賃貸住宅の賃貸人から委託を受けて、次に掲げる業務(以下「管理業務」という。)... 2020年10月23日
マンション コロナ禍でも販売好調を維持する ―契約進む分譲マンションの共通項(下) コロナの影響で、分譲マンションは一時的に販売ストップに追い込まれた。価格のさらなる上昇で、首都圏マンション市場が厳しさを増していく中、コロナがさらに追い打ちをかけた。ただ、こうした状況下でも、販売ペースを落とさずに契約を順調に積み上げている物件がある。販売好調の要因は何なのか。具体的に物件を見ながら検証する。 コロナ禍... 2020年10月22日
マンション コロナ禍でも販売好調を維持する ―契約進む分譲マンションの共通項(上) コロナの影響で、分譲マンションは一時的に販売ストップに追い込まれた。価格のさらなる上昇で、首都圏マンション市場が厳しさを増していく中、コロナがさらに追い打ちをかけた。ただ、こうした状況下でも、販売ペースを落とさずに契約を順調に積み上げている物件がある。販売好調の要因は何なのか。具体的に物件を見ながら検証する。 生活利便... 2020年10月21日
オフィス/ホテル/商業 特集・コロナ禍の都道府県地価 京都ホテル市場(上)訪日客激減で打撃、中小民泊など苦境に ―下期に回復基調、11月連休前に予約増も 京都の宿泊・観光産業が揺れている。数年来の供給過剰と新型肺炎の二重苦で経営環境が悪化し、民泊施設などを中心に倒産や廃業が増えている。一方で、9月の連休には近県の旅行者らが繁華街に戻るなど需要回復の兆しがある。例年書き入れ時となる紅葉の時期を前に政府の観光促進策も本格始動した。事業者らは11月の連休に照準を合わせ、旅客獲... 2020年10月7日
オフィス/ホテル/商業 特集 コロナ禍の都道府県地価①上昇に急ブレーキ、取引も一時ストップ ―銀座や歌舞伎町、栄は下落もなお高値圏 国土交通省が発表した20年7月1日時点の「都道府県地価」は、全国的な地価調査としては初めて新型コロナウイルス感染症の影響を織り込んだ。上昇を続けてきた地価はコロナ禍によって急ブレーキをかけられ、全国全用途平均の変動率は3年ぶりに下落に転じた。実際の土地取引も緊急事態宣言中は激減しており、取引がストップした時期でもあった... 2020年10月2日