コロナ対策を本格導入したデザイナーズ・サテライトオフィスが銀座に誕生ーDRAFT
執務エリアはパーテーションやスタッグ式レイアウトにより飛沫を抑制するデスク配置を採用(SET UP OFFICE 銀座)

 インテリアプロダクト・建築設計デザインのDRAFT(東京・渋谷、山下泰樹社長)が企画・デザインを手掛けたセットアップオフィス「SET UP OFFICE 銀座」(所在地=中央区銀座5−14−1銀座クイント8階)が12月21日にオープンした。同社によると、ソーシャルディスタンスだけでなく、 空気の流れの計算による本格的な感染対策を取り入れたセットアップオフィス企画の第一弾となる。

 セットアップオフィスとは、 インテリアや設備が整った状態で入居できるオフィスビル。コワーキングスペースとは異なり不特定多数が利用するのでなく、 1フロアを1つの企業が借りることを前提としている。オフィス分散を目的としたサテライトオフィスや、 移転の初期投資を抑制したい企業からのニーズを取り込む。

 今回の取り組みは、コロナ禍を背景としたオフィス空間の多様化に伴う次世代型オフィスプロジェクトとして始動させた。感染対策の監修は名古屋大学医学部の平田仁・名古屋大学予防早期医療創成センター教授が担当。銀座のセットアップオフィスには以下の機能を導入している。

 

1. マスク着用のまま検温&勤怠管理
マスク不着用や発熱の疑いがある場合は、 入室ができないようにするAI顔認証セキュリティを導入。 非接触で勤怠管理も可能。 
2. 気圧調整でウイルスを持ち込まない 
病院や食品工場で利用される「正圧・負圧」のシステムを利用し、 汚れた空気の侵入を防ぐ。 
3. 空気がどんどん入れ替わる給排気システム
映画館やホールなど大空間で利用される「置換換気」をオフィスで初めて導入。 床から給気された空気が人の体温やPCの熱により上昇気流を生み出し、 天井からスムーズに排気される方式。 法令基準(0.5回/h)よりも約4倍の効果を発揮し、 1時間に2回以上空気が入れ替わることで、 冬場でも窓を開けている状態と同等の換気を実現。

4. 浮遊するウイルスは紫外線で対策
紫外線照射でウイルスを減少させる紫外線照射装置「エアロシールド」の設置により、 室内に残ったウイルスが減少し空気環境を改善。 7時間で浮遊菌が89.6%減少するという実証結果もあり、 国内の空港などで導入が始まっている

オンライン会議を前提とした半円型会議スペース (SET UP OFFICE銀座)

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