大阪城前のNTT西本社跡に高級ホテル

 NTT西日本、NTTアーバンソリューションズ、NTT都市開発は13日、大阪城公園前のNTT西日本本社の跡地に地上20階建て・延床面積約3・9万㎡のフルサービス型ラグジュアリーホテルを開発すると発表した。客室は約220室の予定。23年2月に着工し、大阪万博が開かれる25年の春に開業を目指す。

 NTT西日本は来年1月に大阪市都島区の京橋エリアに本社を移す。現本社は大阪城公園と難波宮跡公園の間に位置。敷地は3つに分けて開発し、中央にホテルを整備する。ホテルの開発・整備主体はNTT都市開発。東側には既存ビルを減築した低層の通信ビルをNTT西日本が整備する。屋上には大阪城天守閣を正面に臨むオープンスペースを設ける。西側の敷地は難波宮跡の遺構を表現した広場を整備する。

 開発するホテルは国際会議やパーティーに利用できる多目的ホールを備え、高層階には大阪城などを眺望できるレストランも配置する。「平均客室面積は50㎡を超える」(辻上広志・NTT都市開発社長)見通し。ホテルのオペレーターは今後明らかにする。

 環境対応の観点から、地下躯体は既存躯体内に収めることで掘削土量を約3万㎥削減する。一部の既存躯体を再利用することで杭を不要とし、廃材と資材の量も減らす。ホテルは「ZEB Oriented」の認証を取得する見込み。必要な電力をすべて再生可能エネルギーで賄う「RE100ホテル」も目指す。  NTTアーバンソリューションズの中川裕社長は記者会見で「緑あふれる都会のオアシスとも言える極めて希少な場所。ここでしかできない体験を提供できるホテルとしたい」と語った。(日刊不動産経済通信)

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