(提供:日刊不動産経済通信)三井不動産レジデンシャルと近鉄不動産、JR西日本不動産開発、総合地所の4社が兵庫県伊丹市稲野町で総戸数571戸の大規模な分譲マンション事業に乗り出す。阪急電鉄伊丹線・稲野駅徒歩2分の場所に「パークホームズ伊丹稲野ガーデンスクエアパークフロント」を開発する。29日からモデルルームの事前案内会を行い、6月下旬に1期販売を始める。施設は5棟構成で間取りは2LDK~4LDK、専有面積は58・91~100・22㎡。25年12月までに全棟を竣工させる。同4月下旬以降に順次、住戸を引き渡す予定だ。
開発地は大手前大学キャンパスの跡地で、地番は兵庫県伊丹市稲野町2-2-2。JR宝塚線・猪名寺駅へも徒歩6分と近い。住棟のすぐ南側に公園と、約160店舗で構成する商業施設がある。施設規模はRC造15階建て。1・67haの敷地にA~Eの5棟を「Uの字」型に置く。戸数の内訳は、A棟138戸、B棟147戸、C棟164戸、D棟78戸、E棟44戸。4つのエントランスを作り、敷地の北西側には客室などの共用棟を設置する。駐車場は機械式197台、自走式147台などを整備する。
敷地内に入居者らがバーベキューやグランピングなどを楽しめる広場を作る。緑地面積は2500㎡強を確保する。専門員らが子どもをケアする託児室や、書籍を循環させるライブラリも計画している。物件の北側にある販売センターで中古衣料を回収し、支援団体に寄付する取り組みも関西の「パークホームズ」で始めて実施する。三井不動産レジデンシャルが売主兼販売代理となる。施工者は長谷工コーポレーション。
この記事が気に入ったら
フォローしよう
最新情報をお届けします
Twitterでフォローしよう
Follow 不動産経済研究所/不動産経済オンライン