ビットキー、既存のビル丸ごとDX を推進ーテナントビルとして最大級のDX 「東京スクエアガーデン」を公開(上)より続く

 

「東京スクエアガーデン」における、既存のビル丸ごとDXで導入された機能

 ・ドアやエレベーターを顔認証/QRコードなどで解錠(共用部)

 従来はビルに入居するテナント企業はI Cカード認証でドアを解錠していた。新たに顔認証・QRコード認証に移行し、地下駐車場からオフィスエントランスまで、ビル内12箇所のドアで顔パス通過を可能とした。加えてエレベーター制御まで連動させて、通行者認証時にアクセス可能な階数を判別し、着床制限及び制限の解除も可能とした。

 ・非対面のスマート受付(共用部)

従来は訪問先の企業によって受付方法が異なっていた。さらに20時以降はI Cカードを所有する入居企業の社員しか入館できなくなるため、ゲストの来訪時には入居フロアからオフィスエントランスのある3階まで降りる必要があり、セキュリティ付きのドアを解錠するなど「セキュリティの高さ故」の手間がかかっていた。

 ・混雑状況・利用状況の可視化(専有部=ビットキー本社オフィス)

 専用のカメラを天井に設置し、A Iによる映像解析でその場にいる人数を算出、モニターでリアルタイムに混雑状況、利用状況を表示する。

 ・社員の位置情報確認、席予約、顔認証による会議室・個室ブース予約(専有部=ビットキー本社オフィス)

※※※

ビルオーナーとしての考え方

東京建物 小澤克人・取締役専務執行役員

 東京スクエアガーデンは、まだ竣工から8年しか経過していない築浅ビルだ。稼働しているセキュリティシステムは決して古いものではない。ただし複数のシステムが別個に動く状態であり、コロナ後の働き方のニューノーマルを見据えた場合に、現状からの刷新が必要とビルオーナーである東京建物は判断した。ビットキーのワークハブ導入にあたり、稼働まで要した期間は3ヶ月ほどだった。

 東京建物の小澤克人・取締役専務執行役員は、「リモートワークの影響で『オフィス不要論』に代表される極端な声も聞かれるが、一方でリモートワークの弊害としてのコミュニケーション不足、生産性低下への懸念も出てきている。オフィスの必要性が改めてクローズアップされている。ある民間企業の調査によると、今後もオフィスの面積を変えない、あるいは拡張するといった回答が70%近くにもなっている。コロナ後はリアルのオフィスが改めて再評価されると思っている」と述べた。

 ただし「コロナ前と同じ状態に戻るかというとそうはいかない。新しい働き方、リアルとリモートのハイブリッドな働き方が浸透してくる」と述べ、「テナントはより生産性を高められる環境を求めてくる。東京建物としてもいろんな声、ニーズを捉え新しいオフィス環境を提案していく。ニューノーマルな世界が生まれてくるだろうが、その点ビットキーの「ワークハブ」の活用がニューノーマルそのものではないか。ビットキーとコラボできたことは本当に嬉しい。スクエアガーデンを起点としてビットキーとの協業を加速していきたい」と期待する。

 今後のビットキーとの協業については「本社を置く八重洲のビルもワークハブのプラットフォームを導入した。来年4月に開業する小伝馬町のビルにもワークハブを導入する」としている。

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