中央住宅、さいたま市の戸建分譲が好調4カ月で8割成約、「農」を生活提案に
北浦和みのりプロジェクト(物件HP)

 (提供 日刊不動産経済通信)中央住宅は、さいたま市で販売中の戸建て分譲「北浦和みのりプロジェクト」(51区画)で、これまでに約8割の42区画を成約した。駅から距離があるが、2980万~4850万円の値ごろな価格帯と、農業と接する生活提案が奏功した。
 所在地はさいたま市緑区三室。JR武蔵野線・東浦和駅からバス6~17分、徒歩6分、JR京浜東北線・北浦和駅からバス11~21分、徒歩6分。分譲住宅の敷地面積は110~115㎡、建物の延床面積は90㎡後半から約110㎡。2棟のモデル棟では、小上がりになった和室、在宅ワークに向いた書斎やカウンター、木質感の高い内装デザインなどを紹介している。
 生活提案では各区画に専用の家庭菜園を設けたほか、近隣のこばやし農園(さいたま市見沼区、小林弘治代表取締役)の協力を得て、住民がサポーターとなり同農園で農業体験ができるスキームを構築した。分譲地でのワークショップも開催する。農業を生活様式提案に加えることで、大規模な農地帯「見沼たんぼ」が広がり古くから農業が盛んだった地域の歴史や人・地域とのつながりを住民の生活に直結させ、新たな付加価値とした。
 購入者は地域別で、さいたま市内や川口市内など県内からが約8割、東京都、神奈川県など県外からが2割。世代別では20歳代後半から30歳代前半が7~8割を占め、半数弱が共働き世帯だ。現在は最終の3期を販売中。同社は「販売速度は、事前の見通しを上回っている。最寄り駅からより近い(同社の)ほかの分譲住宅を検討していた方が試しに見学して、そのまま即決する事例が多い」とする。

コメントをどうぞ
最新情報はTwitterにて!

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめ記事