阪急阪神不、分譲Mで国産木材を活用―共用部の一部など、今後着工の全物件で

(提供:日刊不動産経済通信)阪急阪神不動産は、今後着工するすべての分譲マンション「ジオ」シリーズで、共用部の化粧材などに国産木材を活用し、木質化を推進する。国産木材を積極的に活用することで、森林が持つ水源かん養機能や二酸化炭素の吸収機能の向上、生物多様性の保全に貢献する。使用する木材は地産地消とし、地域の森林環境の保全に寄与する。

 同社はこれまでも、18年竣工の「ジオ西宮北口ザ・ソフィア」でエントランスに六甲山の間伐材を使用したほか、24年竣工予定の「ジオ明石本町」では、共用部のブックラウンジの壁面の棚やビッグテーブル、椅子などに兵庫県産の木材を採用した。現在販売中の「ジオ江坂垂水町」(大阪府吹田市、総戸数51戸)と「ジオ甲子園口 二見町」(兵庫県西宮市、58戸)でも、共用部の壁面や家具、外部の軒裏天井などに国産木材を採用する予定。「江坂垂水町」は大阪メトロ御堂筋線・江坂駅から徒歩8分の立地。RC造6階建て。間取り1LDK+S~4LDK、専有面積53・69~82・36㎡。引き渡し予定は24年6月中旬。NTT都市開発とのJV。現在販売中の住戸の価格は4380万~6060万円。「甲子園口 二見町」は、JR東海道本線・甲子園口駅から徒歩6分の立地。RC造6階建て。間取り2LDK~4LDK、専有面積67・65~89・75㎡。引き渡し予定は24年3月中旬。現在販売中の住戸の価格は6380万~9130万円。

 同社は7月3日付で、兵庫県と神戸市、兵庫県緑化推進委員会と「企業の森づくり活動への取組に関する協定」を結ぶ。10月から神戸市内の「キーナの森」の一部を「阪急阪神不動産の森」と名付け、森林保全活動を行っていく。

コメントをどうぞ
最新情報はTwitterにて!

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめ記事