(提供 日刊不動産経済通信) 大京が首都圏で販売している新築分譲マンション3物件が順調だ。東京・葛飾区の「ライオンズ青砥レジデンス」(53戸)は、第3期までに49戸を供給して約8割が契約済み。地元のファミリー層に住環境が高い評価を受けて好調。さいたま市の「ライオンズ中浦和フォレストフォート」(111戸)と神奈川県茅ヶ崎市の「ライオンズ湘南茅ヶ崎フロント」(48戸)も供給戸数の約7割が契約済みと順調だ。 「青砥」は、京成電鉄本線・青砥駅から徒歩12分の立地。RC造8階建て、延床面積4203・01㎡。契約開始から5カ月で40戸以上が契約済み。価格4850万~6770万円(専有面積60・95~76・18㎡)。学校や公園、スーパーが揃った生活利便性が評価されている。契約者の9割近くが葛飾区内に居住。 大栄不動産との共同事業「中浦和」は、JR埼京線・中浦和駅から徒歩7分の立地。RC造7階建て、延床面積8941・03㎡。第2期までに62戸を供給して、約7割が契約済み。価格は3700万円台~6100万円台(専有面積57・21~84・19㎡)。エントランスやエレベーターの顔認証など設備の先進性が好評で、集客はさいたま市内が約6割、都内から約3割。 「湘南茅ヶ崎」は、JR東海道本線・茅ケ崎駅から徒歩2分の立地。RC造11階建て、延床面積4269・65㎡。41戸を供給して約7割が契約済み。価格2980万~7580万円(専有面積35・33~72・52㎡)。通風採光に優れた全戸角住戸のプランで、地元の富裕層から評価が高い。契約者の居住地は、茅ヶ崎市4割、藤沢市1割、その他5割と都内在住も含めて広域から関心を集めている。平均世帯年収は1000万円台。