MIRARTH、小田原駅東側に新築M―市整備事業地で28年に地上19階建て竣工

(提供:日刊不動産経済通信)MIRARTHホールディングスは、神奈川県小田原市で地上19階地下1階建て・総戸数286戸の商住一体の複合マンションを開発する。28年3月31日の竣工を予定する。

 開発地(地番)は小田原市栄町2-59-3ほか。JR小田原駅徒歩約4分の立地で、駅東側の約0・6haの敷地を開発する。市の「栄町二丁目中央地区優良建築物等整備事業」の計画地で、老朽化した建築物の更新と土地の高度利用に貢献する住環境整備が図られていた。開発する建物の延床面積は4万6486・82㎡。低層部に店舗と飲食店が入居する商業施設区画7区画を設け、中高層部を住戸とする計画だ。駐車場は212台。このほか地域の交流拠点としての機能などを加える。着手済みの解体工事は24年9月に終え、同10月から新築工事に着工する予定。

 MIRARTHホールディングスグループの小田原市での事業は、JR小田原駅西口徒歩1分の立地で地上17階建ての分譲マンション「レーベン小田原 THE TOWER」(総戸数190戸)の開発に、タカラレーベンが参画している。マンション建て替え円滑化法を用いて老朽ビルを建て替える複合マンションで、事業主は小田原駅前分譲共同ビルマンション建替組合。タカラレーベンは事業協力者として参画し、販売でも売主兼販売代理を担った。昨年5月に1期販売を開始し、約2カ月半で優先分譲住戸などを除いた実売住戸80戸すべてを売り切った。両物件が竣工すると、駅の東西にMIRARTHグループの新築高層マンションが並ぶ。

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