三井不動産レジデンシャルなどが販売する総戸数2700戸超の大規模分譲マンション「パークタワー勝どきミッド/サウス」(東京・中央区)で、第1期1次販売の237戸に対し、約650件の登録申し込みがあり、対象の全戸に申し込みが入った。平均倍率は2・7倍、最高倍率は27倍に達した。
最高倍率となった住戸は専有面積101・16㎡の南角部屋で価格は1億2890万円だった。今年9月以降のモデルルーム来場者数は約1900組に達している。売主は同社と鹿島建設、清水建設の3社。地上45階建てのミッドと地上58階建てのサウスの2棟構成で、第1期1次の販売対象はミッド。新設される地下通路で都営大江戸線・勝どき駅と直結するほか、低層階に商業施設などが入る生活利便性、資産性などが評価されているという。個室ブース付きの約300㎡のリモートワークスペースも設置するのが特徴だ。DINKSや子育て世代のファミリーに加え、単身者やアクティブシニアと幅広い層が来場している。
2020/12/03 日刊不動産経済通信