(提供 日刊不動産経済通信)総合地所と三菱地所レジデンスが名古屋市中村区で共同開発している新築分譲タワーマンション「リニアゲートタワー名古屋」(総戸数220戸)は約700件の反響を得て、モデルルームの事前案内会を開始した。販売平均坪単価315万円程度で検討を進めており、販売開始は7月を予定している。反響のうち、首都圏から10~15%を獲得。リニア新幹線の開通による将来的な資産価値向上を織り込んだ投資需要もあり、好調な販売進捗を予想している。
同物件の所在地は名古屋市中村区中島町2―42―1ほか。立地は名古屋市営地下鉄桜通線・中村区役所駅から徒歩4分、JR東海道本線・名古屋駅の太閤通口から徒歩10分。敷地面積2753・22㎡、RC造19階建て、延床面積1万4929・33㎡。間取りは1K~3LDK、専有面積は28・79~86・93㎡。竣工は24年2月中旬、引き渡しは同3月下旬を予定。施工は長谷工コーポレーション。
リニア新幹線の名古屋駅の地上空間に整備する予定の広場まで、物件からは徒歩5分ほどの位置。専有部は間口が広いワイドスパンが中心で、アウトフレームで室内を広く取ったプランとする。共用部は、17階にスカイラウンジを設置するほか、個室ブースも設けるコワーキングラウンジや、各階に宅配ボックスを備える。 販売予定価格は2400万円台~1億100万円台。モデルルームの事前案内会では、週に約20組を順調に集めている。反響の約700件のうち、首都圏から10~15%、近畿圏も含めると20%の水準で、旺盛な投資需要も見込んでいる。事業比率は総合地所60%、三菱地所レジデンス40%。