近畿圏(2府4県)の5月のマンション供給戸数は前年同月比4・4%増の1379戸となり、2カ月連続で前年実績を上回った。
供給戸数をエリア別にみると、大阪市部が21・9%減の424戸、大阪府下が17・3%増の393戸、神戸市部が1586・7%増の253戸、兵庫県下が31・5%減の89戸、京都市部が35・1%減の122戸、京都府下が30・0%減の7戸、奈良県が43戸、滋賀県が44・4%減の45戸、和歌山県が84・2%減の3戸。
初月契約率は前年同月比6・3㌽ダウンの72・0%と、2カ月ぶりに好調ラインの70%を上回った。 平均価格は前年同月比26・8%上昇の4853万円で、㎡単価は14・4%上昇の80・1万円。平均価格、単価ともに2カ月ぶりのアップ。大阪市部のタワーと京都中心部が価格・単価を牽引した。5月としては、価格は1992年(5358万円)以来、単価は調査を始めた1973年以来の最高値。
5月末時点の販売在庫は3609戸で、前月末比82戸の減少、前年同月末比では171戸の増加となっている。
6月の供給は1500戸程度となる見通し。
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