竹芝のスマート賃貸、リーシングは順調―東急住宅L、IoT導入で関心集める

東急住宅リースが管理する都市型スマートレジデンス「東京ポートシティ竹芝 レジデンスタワー」(東京・港区、262戸)は、顔認証やスマートフォンによる家電操作など先端テクノロジーを導入し、ITリテラシーの高い人を中心にリーシングが順調に進んでいる。先端技術導入は不動産業界内でも関心が高く、デベロッパーの見学などもあるという。
 地上18階建てで、2~4階がシェアハウス(44戸)、5~8階がサービスアパートメント(80戸)、9~18階が一般向けの賃貸住宅(138戸)。IoTの先端技術を導入したのが特徴で、顔認証のほか、スマートロックを採用。訪問者には時間指定のデジタルキーを発行できるため、連携する家事代行サービスや宅配なども合鍵を渡さずに利用できる。エアコンや照明、床暖房などの操作のほか、各種サービスをスマホ上で一つのアプリから利用できるようにした。
 賃貸住宅は1K~3LDKで賃料は月額19万1000~72万6000円。シェアハウスは1R~1LDKで14万3000~17万8000円。充実させた共用ラウンジの利用が進むほか、シェアハウスには専用のワークラウンジも完備した。7月の入居開始以降、賃貸住宅は8割が入居済みで、シェアハウスは満室。内見は週に20~30組入り、リーシングは順調だ。賃貸住宅の間取りは1LDKが6割超を占め、単身者とDINKSを中心にファミリーも入居。IT関連企業で働く人も多く、「アプリなどの使用に関する質問はあまりない」(同社担当者)という。スマートキーは物件竣工後も整備できるため、同社管理の別物件などでも導入や検討が進む。同物件は隣接のオフィスタワーも含めて、東急不動産と鹿島建設が共同で開発した。

2020/11/10 日刊不動産経済通信

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