スマートロックの技術プラットフォームを鍵メーカーに提供―ビットキー

 スマートロックベンチャーのビットキー(東京・中央、代表取締役:江尻祐樹・福澤匡規・寳槻昌則)は、自社のスマートロック「bitlock シリーズ」で活用してきた独自開発のデジタルコネクトプラットフォーム「bitkey platform」を、ハードウェアメーカー向けに提供する。コネクトパートナーとして、総合ロックメーカーである株式会社アルファ(横浜市、川名祥之社長)の21年9月モデルの次世代型スマートロックに採用が決まっている。

 ハードウェアメーカーが独自でスマートロックを開発する場合、IDの認証基盤、ファームウェア、スマホアプリなど、個別開発のための費用や要件定義から相当の時間を要する。さらに、連携は自社製品のみとなり他社との連携はその都度、連携のための追加の開発が必要となり、システムが複雑化しやすい。
 ビットキーはbitkey platformのコネクト技術を提供することで、こうしたハードウェアメーカー側の課題を解決する。

 住宅における対象ハードウェアの例として、宅配ボックス、ロッカー、キーボックス、電子錠、スマートロック、エントランス集合機、IoT 南京錠、自動ドア、エレベーター、フラッパー(セキュリテイ)ゲート、車載キーボックス、空調機器、生活家電(テレビ、冷蔵庫、掃除機、洗濯機等)、Web/IoT カメラ、駐車場・駐輪場設備、IoT 家具/インテリア、スマートスピーカー、インターホン/テレビドアホン、電動シャッターなど。bitkey platform と連携するための提供技術および製品は電子回路基板、ファームウェア、APIで製品ごとに選択可能。

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