インタビュー ブラックストーン、レジなど投資拡大、ポストコロナ見据え;橘田代表が表明 ブラックストーン・グループ不動産部門日本代表の橘田大輔氏が本紙(日刊不動産経済通信)の単独取材に応じ、日本の不動産市場について「コロナ禍で取引が減った時期は過ぎ、多くの投資家がポストコロナを見据えて積極投資する段階に入った」との認識を語った。橘田氏は「不動産の売り物がかつてないほど多い」と指摘。昨年、自社で3000億円... 2021年8月11日
インタビュー トップインタビュー・馬場全国住宅産業協会会長 人口減少で既存ストックの活用がカギに ―住まい方が多様化、制度改正など要望 全国住宅産業協会の定時総会と理事会が6月8日に都内で開かれ、馬場研治会長が再任された。コロナ禍で住宅業界の潮目が変わるなか、協会をどう運営するのか。2期目を迎えた馬場会長に方針を聞いた。 一昨年6月に会長となり任期が2期目に入った。 馬場氏 政策提言と会員の自己啓発、引き続きこの二つを主軸に活動する。政策提言では... 2021年7月13日
インタビュー マンション管理の未来㊿ 住宅金融支援機構 理事長 毛利 信二氏(下)マンション管理・再生の問題は地域の喫緊の課題 金融支援の必要性の周知へ積極的に活動 マンション管理の未来㊿ 住宅金融支援機構 理事長 毛利 信二氏(上)より続く シミュレーションツールと国の管理新制度を連動 ――中期目標・中期計画がスタートした。その中でマンションの維持管理・再生で特に注力すべきテーマは。 毛利氏 マンションの適正な管理を実現するには、本来は組合自らが長期修繕計画や修繕積立金の妥当性につ... 2021年7月12日
インタビュー マンション管理の未来㊿ 住宅金融支援機構 理事長 毛利 信二氏(上) マンション管理・再生の問題は地域の喫緊の課題金融支援の必要性の周知へ積極的に活動 超高齢社会を迎えた中で増え続けるマンションストック。建物の老朽化と入居者の高齢化に加え、管理員の高齢化という「三つの老い」が進み、修繕・改修工事等も含むマンション管理の重要性がますます高まっている。このコーナーではトップインタビューを通じて... 2021年7月7日
インタビュー 開発物件を中心に地域の潜在能力引出す―東海道リートが上場、江川社長に聞く 東海道リート投資法人が6月22日、東証リート市場に上場した。リートの上場は1年半ぶり。地域色の強いスポンサー構成により、静岡・愛知・三重が中心のエリアに特化し、地域と支え合いながら3~5年で資産規模1000億円への成長を目標とする。資産運用会社の東海道リート・マネジメントの江川洋一社長に運用方針などを聞いた。 ―上... 2021年7月1日
インタビュー 国産木材の利用拡大と環境貢献を両立―日本木造分譲住宅協会、菊谷憲太郎氏(三栄建築設計)に聞く 木材調達が滞る「ウッドショック」の余波が国内で続いている。主に中小工務店らの住宅生産に支障が出ていたが、複数の大手メーカーも販売価格に転嫁し始めるなど影響が広がりつつある。調達合理化と環境貢献を旗印として4月に作られた新団体、日本木造分譲住宅協会事務局の菊谷憲太郎氏(三栄建築設計経営企画本部)に設立の狙いや調達戦略を聞い... 2021年6月30日
インタビュー トップインタビュー;OYOの事業承継で賃貸住宅分野に新風ー河本幸士郎・霞ヶ関キャピタル社長 OYOの事業承継で賃貸住宅分野に新風―大手外資ファンドら多様な主体と協業 ―新型コロナの影響をどうみる。 河本氏 投資は機関・個人投資家の両方の動きが鈍いが、売却価格が下がった物件もあり、一部のエクイティ投資家は積極姿勢だ。一方、銀行の融資は慎重で、案件の成約に時間がかかる傾向にある。アセット別ではホテルが稼働と銀行融... 2021年6月22日
インタビュー シリーズ;空き家活用新時代③ 空き家の借上げ活用モデルを全国展開、まずは大阪・金沢で ージェクトワン 大河幹男社長(下) シリーズ;空き家活用新時代②に続く ―これまでの実績をみると都内の物件が多い 大河氏 アキサポは過去5年で大小含めて30件程度程度の実績がある。立地は港区、渋谷区、世田谷区、大田区、文京区、豊島区、墨田区など23区内のほか、京都市で1例ある。従前用途は一軒家のほか倉庫などが多く、改装後の用途はカフェなどの店舗やシェアオフ... 2021年6月21日
インタビュー シリーズ;空き家活用新時代② 空き家を定期借家で借上げ活用、中長期で収益を確保ージェクトワン 大河幹男社長(上) 総務省の住宅・土地統計調査(平成30年調査)によると、全国で最も空き家のストックが多いのは東京都内となっている。東京都では空き家問題に取り組む事業者を直接支援するため、モデル事業「民間空き家対策東京モデル支援事業」を展開する。同モデル事業で、令和2年度の「空き家の発生抑制・有効活用・適正管理における啓発事業」に採択され、... 2021年6月17日
インタビュー 底堅い物流施設やレジに重点投資続ける―ヌビーン日本法人・渡邊氏に戦略を聞く 米国の資産運用会社、ヌビーンが日本市場で存在感を増している。米国教職員退職年金・保険組合(TIAA)が母体で、運用資産残高は昨年9月時点で1・1兆ドルに上る。日本ではコロナ禍でも底堅い賃貸住宅や物流施設などに重点投資する。日本法人の不動産部門責任者である渡邊周作氏に戦略を聞いた。 ―日本の不動産への投資機会を増やしてい... 2021年6月10日
インタビュー シリーズ;東京「人口減をどう見るか」⑨ 東京中心部のシングルの需要減退、埋戻しに苦戦ー ADインベストメント・マネジメント 高野剛社長 ポストコロナ時代を迎えて賃貸需要の変化をどうみるか、東京の「人口減」を賃貸住宅マーケット目線でどう見ているのか。住宅系Jリートとして国内最大の資産規模を誇るアドバンス・レジデンス投資法人(ADR)の運用会社、ADインベストメント・マネジメント株式会社の高野剛社長に、ADRの稼働状況などの動向と、東京の賃貸住宅市場について... 2021年6月8日
インタビュー シリーズ;相続登記義務化をどうみるか④ 現にある「所有者不明土地問題」解決は困難 相続登記義務化に関連する民法・不動産登記法改正、及び「土地国庫帰属法」が国会で成立した。司法書士の全国組織である日本司法書士会連合会ではフリーダイヤルによる相続登記の相談を設けてあらゆる問い合わせに対応していくという。では実際に司法書士の現場は制度改正をどうみているのだろうか。相続における税務や登記などをワンストップで対... 2021年6月4日