小田急不、南大沢の戸建て街区好調持続 7期まで106戸、コロナ後は広域集客
リーフィア南大沢(小田急不動産HPより)

(提供日刊不動産経済通信)

 小田急不動産が東京・八王子市の総面積5haに及ぶ大規模分譲地内で開発している戸建て街区「リーフィア南大沢ガーデンズ」(117区画)で、第7期までに合計106戸が完売した。このほど発売した第6期3次(6戸)・第7期(9戸)の販売は、いずれも販売初週に契約済みとなるなど好調が続いている。20年3月以降に販売した第3~7期では、東京23区の居住者の来場がいずれも10~15%程度と、集客エリアが広域化した。
 同物件(八王子市鑓水2―99―221ほか)は、京王相模原線・多摩境駅から分譲地の入口まで徒歩16分の立地。平均で、第6期(12戸)は敷地面積172・55㎡、建物面積104・42㎡、販売価額4735万円。第7期(9戸)は敷地面積184・75㎡、建物面積106・32㎡、販売価額5214万円。間取りは4LDK。施工は細田工務店(建物)とランドフローラ(外構・植栽)。街区全体で緑が溢れる空間や、集会所「ガーデンハウス」を設けて、居住者をつなぐコミュニケーションを促進する。
 販売は、19年5月に第1期のモデルルームで案内を開始してから総計で約810組が来場した。契約者は、年齢別では20歳代8%、30歳代55%、40歳代23%、50歳代5%、60歳代以上9%。全体の約3分の2が20~30歳代で、世帯人数3人以上が約7割。コロナ前に販売した第1・2期は、八王子市29%、都下24%、23区4%だった。一方で、第3~7期は、八王子市18%、都下29%、23区13%と23区からが3倍に増加した。また、横浜市・川崎市も第2期までは10%だったが、第3期以降は14%に増えた。

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