ジェクトワン(東京・渋谷 大河幹男社長)は、6月29日よりスタートした空き家活用の事業者ネットワーク「アキサポネット」に関西・中部・関東9府県・12社が加入したと発表した。特に空き家のストック数が全国的に見て多い関西圏を中心に加盟店を獲得。今後北海道、東北、中国・四国、九州・沖縄など全国へ広げていく。今年度中に20社、今後5年で100社の加盟を目指す。

12月1日時点での加入会社

社名所在地事業内容
株式会社イング群馬県太田市各種業務請負事業、各種清掃請負、人材派遣業他
株式会社ノスタルジックカンパニー石川県金沢市デザイン業、建設業、不動産業 他
環境のミカタ株式会社静岡県焼津市産業廃棄物収集運搬・処分、他
株式会社ハビタット静岡県駿東郡リフォーム業
太郎左衛門産業株式会社愛知県西尾市不動産管理業、賃貸業 仲介業
株式会社クラビス新潟市印刷業、中古農機具買取販売業、賃貸業
株式会社LICOS大阪府枚方市介護予防事業、コンサルティング事業、他
株式会社ベイサイドリアルター大阪市商業および事業用不動産賃貸・売買仲介他
株式会社ハチノジ京都市不動産再生事業、不動産運営事業他
株式会社トマルバ京都市不動産管理、宿泊施設運営 他
株式会社M’s工房奈良県天理市電気工事通信業 他
メディアス アジア株式会社兵庫県明石市賃貸業 介護事業

 業種は不動産業に限らず様々で、特に関西圏の業者が多い。この理由としてジェクトワンは、関西圏は空き家のストック数が豊富で、問い合わせが多数あることに加え、2020年にジェクトワンとして関西で空き家活用事業を手掛けた実績があり、現地の不動産会社とのつながりができたことなどが考えられるという。

 ジェクトワン代表の大河社長によると、「ジェクトワンでは当初、空き家活用の営業提案そのものがユーザーから受け入れられなかったが、その後行政とのタイアップなどで徐々に信頼が得られ、事業化に繋がった。アキサポネットでは、空き家版の『センチュリー21』のような、安心感のある全国ブランドとなることを目指したい」と語った。

 

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