総合地所、名古屋の大規模分譲マンション「ミッドワードシティ」351戸―3LDK4千万円台、来場80組
(ミッドワードシティHP)

 総合地所、大和ハウス工業、トヨタホーム、阪急阪神不動産の4社は、名古屋市北区で開発する総戸数351戸の大規模分譲マンション「ミッドワードシティ」のモデルルームをオープンした。販売価格は、約70㎡の3LDKで4000万円台を最多として、検討を進めている。オープンから3週で、目標を上回る来場約80組を獲得。栄駅から10分の志賀本通駅の近くで立地の評価が高く、共用施設もコワーキングラウンジなどを設置し充実させた。  

 同物件(名古屋市北区猿投町2ほか)は、名古屋市営地下鉄名城線・志賀本通駅から徒歩2分の立地。敷地面積1万2974・08㎡、RC造10階建て、延床面積2万7407・63㎡。間取りは2LDK~4LDK、専有面積は63・65~91・21㎡(各戸宅配BOX面積含む)。竣工は23年5月下旬、引き渡しは同年7月下旬を予定。施工は長谷工コーポレーション。従前は黒川東中日ハウジングセンターの跡地。  

 余裕を持った3棟構成の配棟計画で、栄エリアから3km圏で駅から2分の交通利便性のある立地に開発する。市内中心部ながらABINC認証も取得した閑静で緑豊かな住環境に加え、22年4月には隣接地にスーパーマーケットの開業も予定しており、高い生活利便性も見込んでいる。共用施設には、センターラウンジのほか、Wi-Fi環境やプリンターを備えたコワーキングラウンジを設置する。専有部は一部住戸に、長谷工グループオリジナルの可動収納ユニット「ウゴクロ」を設置する。

 第1期は契約開始を10月下旬に予定して販売に取り組む。反響は約700件、来場はオープンから3週で約80組と、目標を上回る注目を集めて滑り出した。(日刊不動産経済通信)

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