森ビルは、東京・新宿区の新宿駅西口広場に面する「明治安田生命新宿ビル」の建て替え計画に参画していることを明らかにした。開発段階からプロジェクトマネジメントを手掛けているほか、竣工・開業後はプロパティマネジメント業務を受託し、リーシングやビル管理・運営業務支援を行う。これまでの都心再開発で培ったノウハウを生かし、同社以外のプロジェクトにも参画していく方針だ。  

 ビルを所有する明治安田生命保険は、同ビルを昨年8月に閉鎖した。周辺建物と一体的に建て替える計画で、建て替え後は事務所、店舗、ホールなどで構成する複合ビルとなる。規模は地上23階地下4階建て、延床面積9万6901㎡。オフィスは4~22階に入り、面積は約1万5500坪、1フロアの専有面積は800坪超となる予定。地下1階と地上1階に店舗、地上2階には約100坪のホールを設けるほか、子育て支援施設なども導入する。設計・監理は日建設計、施工は大成・竹中JVが担当。8月1日付で新築工事に着手した。竣工は25年11月の予定。

 同ビルは旧安田生命の本社ビルとして1961年に竣工した。新宿駅西口の景観を構成するビルとして長らく親しまれてきたが、竣工後約60年が経過し、設備などの老朽化が進んでいたことから隣接ビルとともに建て替えることにした。

 建て替え後のビルでは自然換気口や太陽光発電などの自然エネルギーを活用するほか、地域冷暖房や高効率設備によって建物の環境性能を向上させ、二酸化炭素排出量を大幅に削減する。グリーン電力のテナントへの供給や電気自動車の充電設備を設置。屋上庭園を設けるなど緑化も積極的に検討する。(日刊不動産経済通信)

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