小田急不動産と大和ハウス工業は、東京・杉並区で開発している新築分譲マンション「リーフィアレジデンス杉並 井草森公園」(133戸)の第1期46戸をこのほど販売して43戸に申し込みが入り、完売に近い好調な滑り出しとなった。井草森公園に面した環境と全邸南向きの採光が好評。世帯年収1000万円超の高い属性の契約者を約半数集めて、販売は好調に進んでいる。全戸の平均坪単価は約336万円。事業比率は各50%で、幹事社は小田急不。
同物件(杉並区井草4―57―1)は、西武新宿線・井荻駅から徒歩7分の立地。敷地面積6560・48㎡、RC造8階建て、延床面積9989・42㎡。間取りは2LDK~3LDK、専有面積は58・32~75・19㎡。竣工は22年6月下旬、引き渡しは同年7月下旬。設計・施工は長谷工コーポレーション。専有部は南向きを生かして開口部を広く取ったプランとした。無償オプションで、リビング・ダイニングの拡張や洋室の1室をワークスペースとする変更などが可能。
物件エントリーは12日時点で1700件超、来場は338組。販売は6月に開始して、第1期1次44戸、2次2戸を供給して申し込み済み43戸と想定以上に好調な進捗。来場者は、杉並区が約30%、練馬区が約15%、中野区が約9%で、ほかに23区以外の広域からが30%弱。年代別では、35~40歳が約20%、30~35歳が約18%。加えて、50歳代以上が約28%と想定以上に関心を集めた。世帯人数は2人が44%で、プレファミリーとシニアの夫婦世帯を多く集めた。世帯年収は1000万円超が約半数で、職業は銀行や保険、金融系勤務のアッパーサラリーマンなどがみられた。(日刊不動産経済通信)