住友商事、近畿圏の大規模マンションが好調―「尼崎」に続いて「六地蔵」も7月開始

 住友商事が近畿圏で開発している大規模マンションの販売状況が好調だ。京阪電鉄不動産と共同の兵庫県尼崎市の「クラッシィハウス尼崎GRAND PLACE」(456戸)は、販売開始から約3カ月の6月上旬時点で、供給した217戸(平均坪単価239・6万円)のうち177戸が契約済みと好調。関電不動産開発、三菱地所レジデンスと共同で7月末に平均坪単価200万円超で販売開始予定の京都最大・最高層となる「クラッシィハウス京都六地蔵」(648戸)の来場も、約600組と順調の集客している。
 「尼崎」(尼崎市長洲西通1―50)は、JR神戸線・尼崎駅から徒歩3分の立地。敷地面積1万2958・51㎡、RC造15階建て、延床面積3万6123・92㎡。竣工・引き渡しは22年3月の予定。施工は長谷工コーポレーション。来場は1000組を超え、第2期までに供給した217戸も8割超の177戸が販売開始から3カ月で契約済み。新快速が停車する尼崎駅から徒歩3分の利便性と大規模物件ならではの充実した共用施設で、高評価を得て好調に進捗している。今後は、第3期の販売開始を6月下旬に予定している。
 「京都六地蔵」(京都府宇治市六地蔵奈良町66―1ほか)は、京都市営地下鉄東西線・六地蔵駅から直結する徒歩1分の立地。敷地面積1万6709・01㎡、RC造で住宅は4棟構成、最高は地上20階建て。引き渡しは3棟が23年3月下旬、1棟が24年3月下旬を予定。施工は長谷工コーポレーション。京都府内で最大・最高層で、府内で初のエントランスと駅が地下鉄通路で直結するマンションとなる。資料請求は約2000件、来場は約600組と地元のファミリーからシニア層まで反響を集めており、好調な販売進捗を見込む。(日刊不動産経済通信)

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