短期賃貸のNOW ROOM、掲載室数4万室を突破

 短期賃貸プラットフォーム「NOW ROOM」を提供する、株式会社NOW ROOM(東京・渋谷、千葉史生社長)は、アプリリリースから約8ヶ月で全国の掲載総室数が40,000室を突破したと発表した。20年5月半ばに本アプリをリリースして以来、機能や掲載数の拡充に努めた。

 アプリ「NOW ROOM」の掲載物件は、短期(1週間〜1年未満)賃貸向けのマンスリー、ホテル、民泊など。アプリで物件探し・契約手続き・家賃支払いまでを一気通貫で完了する。初期費用0円、家具家電付きに限定し、「今すぐ住める入居先が見つかるプラットフォーム」を標榜。アプリの登録者数は2万7000人。登録者を職業別で見ると、会社員が35%、フリーランスが26%、学生が18%など。利用目的は①一人暮らしのお試し②アドレスホッピング③リモートワーク④上京時の仮住まい⑤ワーケーション ーの順でニーズが高い。滞在先は、都内では豊島区、新宿区、渋谷区、台東区などの人気が高い。

 コロナ禍における賃貸住宅市場については成約価格の下落、及び家賃の値下げ交渉が増えており、こうした環境変化を踏まえた提案を物件を掲載するホストに対し行っていきたい考え。

 株式会社NOW ROOMは、19年7月創業。ニッセイキャピタルから資本金1億円を調達し、20年5月にアプリのNOW ROOMを立ち上げた。代表の千葉氏は不動産業界の実務経験はなく、早稲田大学教育学部卒業後、ロンドン大学Kings College校Postgraduateを経て現地企業に就職、日本に帰国後、EC企業を創業し上場企業へ事業売却し、その後株式会社NOW ROOMを設立した。

 

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