三菱地所レジデンスは、キッチンや洗面化粧台を一体化した新たな住設機器を住設大手のタカラスタンダードと共同開発した。従来は別々にあった水回りを一つにまとめることで、居室が広がり、ワークスペースを設けたり、趣味のスペースを創出したりできる。同社の賃貸マンションシリーズに導入していく方針。
 開発したのは「(ミキシンク)MIXNK」。調理や洗面に利用可能な流し台と、IHコンロやレンジフードが並んで設置されており、流し台の前には鏡、下部には調理器具や洗面用具を収納できるスペースを設けた。周囲はマグネットが貼り付くホーローパネルとした。都心などに立地する専有面積が限られた賃貸マンションでも、水回りの省スペース化を図ることによって生活空間を広げられるのが大きなメリット。在宅ワークや中食、デリバリーの利用拡大といったライフスタイルの多様化に合わせ、新たな間取りを提案していく。
 ワンルームタイプの間取りの場合、ミキシンクを導入すると居室が7・0畳から8・3畳に拡大。広がったスペースにデスクや椅子、書類棚を置けば、在宅ワークもしやすくなる。第1弾として東京・品川区の賃貸マンション(61戸)に導入する。導入物件はJR山手線・五反田駅から徒歩4分に立地する地上14階建てで、間取りは1R~2LDK、専有面積は25・11~50・71㎡の規模。22年12月の竣工を予定している。
 同社の賃貸マンションシリーズ「ザ・パークハビオ」ではミキシンクの採用物件を増やしていくほか、ホテルやSOHO、分譲マンション、リノベーション物件などへの導入も検討していく。(日刊不動産経済通信)

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